ドエスティックバイブレーション

文字数 379文字

ほうら、思う存分味わえ。心ゆくまで俺を受け入れろ。そこに待つのは快楽と後悔のみだ、至極嬉しいだろう?さあ、気兼ねなく堕ちてゆけ。

はあ?何を怖気付いている。時間は有限であること、それがわからなくなるほどまだ意識飛んでないだろう。帰りたくないとのさばったのはお前だ。その夢を叶えているのデスガ、どのお口が文句を言ってるのデスカ。

やめろ、無駄口は許さない。その喉は今、喘ぐためだけにある。聞かせろ、どれほどの快楽がお望みだ。教えろ、お前がどれほど欲張りであるか。解放しろ、躊躇わず、淫らに、そして俺にまみれろ。

まだ抵抗するのか?意外と健気だな。安心しろ、もう無駄な努力はいらない。俺たちの間にあるソレよりも薄いバケノカワはもうとっくに剥がれてる。よかったな。



そのカラダで、セツナテキでシゲキテキな命を感じるといい。さあ行こうか。ジゲンシキの今宵、共に欲望の高みへ。

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