宿題が(らぶりんちゃんのおかげで)終わりました
文字数 510文字
らぶりんちゃんが鉛筆を手放して、書き終わったノートの上に倒れこんた。
冗談でそんなことを言ってみたら、愕然した表情になった。
……よっぽどしんどかったらしい。
だというのに、鉛筆を杖代わりにして必死で立ち上がろうとする。
すがるような表情に舌足らずなしゃべり方……
正直もっとさせてみたい衝動に駆られたが、さすがにこれ以上させたらダメだろうと思い必死に自重した。
むしろ、何かしてあげないとあとから湧いてきた罪悪感に押しつぶされそう……
むしろ、それだけじゃ足りないくらいだろう。
……さっきのケーキと同じくらい食いついてきたけど、一体何がそんなに見たいんだろうか?