泣けた(2024.9.8)
文字数 194文字
久しぶりに
泣きたくなった
緊張の糸が
静かに切れたのだ
表情が崩れ
感情が溢れる
気づけば
泣いている
かさかさに乾いた頬が
涙に濡れて痛い
あなたは
あなたらしく
と言われて
わたしは
わたしを
思い出したのです
思い出した
だけで まだ
取り戻してはいない
泣いている
場合ではないけれど
泣かないことには
始まらない
まだ
泣けるとは…意外
みんな
驚いて
避けて
歩いていくが
誰よりも
驚いているのは
わたしです
まだ
大丈夫
みたいです
わたし
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