2020年 6月 曲光三嗜好聖域 シチザッイ
文字数 3,059文字
「今回は、ベルゼちゃんとルシファーちゃんがお付き合いして、願わくば結婚まで至るために情報を提供させていただけるその道の専門家達の皆さんありがとうございます。
では、さっそくですが、自己紹介を始めましょう。
アタシが進行役のサタンでございます。」
「そして、私がベルゼブブだ。
本当にありがとうございます、ルシファー様にお近づきになるためにわざわざ起こしいただき。
ええっと、正式名称が三嗜好騎士達?」
ピカーン
「一体、何なの、極光に包まれた三人の騎士達が姿を現したわ、ベルゼちゃん!!!」
「前にも絶望オジサンかなにかで見たわね。」
「私が第一嗜好騎士、小さな子供、小動物、そして生物の愛、その全てを嗜好に結びつけることができるKAWAIIノ聖域を持つ天使、ゼルエルよ!!!」
「ワタクシは第二嗜好騎士、紐で縛られ、ムチで叩かれ、ロウソクの熱々のロウがワタクシの胸にジュワッと焼ければ、それはもう It's beautiful life!!!
PAINノ聖域を持つ、魔界の貴公子、ジョヴァンニ!!!」
「はっ、私の番ですね。
私は第三嗜好騎士でモルドレッドの母でモルガンという名前です。
最近の良かったことは、息子のモルドレッドが自分の部屋で何をしているのかと覗いたら、頭に赤いリボンをして、黒服のスカートを履いてゴスロリの格好をしてウキウキしながら鏡を見ていることでした。
息子が女装しているという新たな成長が見れたことにお母さんはもう愛しの弟、イケメン王様アーサー王の影で十年間頑張れます!!!
そして、聖域の説明ね。
私の聖域は、私よりも歳の低い子どもたちに愛を降り注げる愛の雨。
MAMAノ聖域よ♡」
「人選ミスっていないか、サタン。」
「えぇ、アタシはこの三人でいいと思うけど、面白いから。」
げんこつ!!!
「痛いわ〜、ベルゼちゃん。」
「ふざけるからだろう、ところで三人に聞くんだけど、最近の男の人はどんなものが好きなのかしらね。」
ゼルエルの場合
「やはり、漫画ね。
漫画は、男性が少年から大人になってまでも読むもの。
オススメの漫画は、現実に絶望し天軍を裏切ったルシファーがサタンと出会い、追ってくる4大天使を倒していくことで絶望とかつての仲間と戦う悲しみの中からサタンとの友情と愛を育む漫画、友罪判決というものが良いわね。」
「いや、ツッコミどころは多いが、自分達が所属している天軍をここまでこき下ろすなんて、七罪の魔王でもできないわ。」
「アタシがルシファーちゃんと、うん、それも良いわね。」
イラッ
「ピキピキィッ、バッタの丸焼き食べる?」
「ちょっと、ベルゼちゃん、紐で縛り上げてアタシに無理やり虫を食べさせないで!!!」
「サタン様は羨ましいですね。
ワタクシも美しい女性の方に紐で縛られて虫を無理やり食べさせられたい♡」
「うわぁ、ジョヴァンニさん、さすがにお母さんでもそれはオススメできないわ。」
ジョヴァンニの場合
「この第三嗜好騎士の中では、唯一の男であるワタクシの提案を言いましょうか。
男の人は、美女に紐できつく縛られ、ムチで何回も叩かれ、体全体に痛みを感じることが至高にして頂点なんですよ。
はい、ワタクシがオススメする、バラの棘が絡みついたムチです。
これで、ルシファー様を存分に縛り上げて叩けば、彼に満面の笑みを浮かべながらアナタに求婚するでしょう。」
「ほぅ、なら男がそのようなプレイが好きなら一度確かめないとな。
サタン!!!
磔になってくれ!」
「なんで、あたしなの!!!
やめてベルゼちゃん、そのプレイは、一部の人しか好きじゃないわよ。」
「いいや、ベルゼ様。
彼はこう言っていますけど、これもプレイの一環なのです。
ですから、躊躇わずにそのムチを振るいなさい。」
「アナタ、調子に乗ると、原子が分かれるほど燃やすわよ。」
「すみません、調子に乗りました・・・。」
モルガンの場合
「次は、私の番ですか。
自分の愛を直接伝えることが大事ですね。
相手も自分に好意があることを認識してくれますので、私もあのアーサー王のような王子様のようなイケメンとはまた違う、童顔で可愛くてつい守りたいような気持ちが溢れてくる夫のロットきゅんにもそのように愛を伝えて、無事に結婚し、子どもたちを作って、幸せな家庭が作られました。」
「やっと、まともな提案が出たわね。
ところで、その子どもたちの一人がモルドレッドになるのか。」
「いや、モルドレッドは・・・。
それよりもルシファーさんにアナタの気持ちを伝えれば良いんじゃないの。」
「そうだな、ありがとうございます、モルガンさん。
私、さっそくこの気持ちを伝えてきます。」
ピュー
「良かったね、ベルゼちゃん。」
「優しいんだな、サタンは。」
「やだね、天使にそんなこと言われるなんて、魔王失格よ。
あぁ、今日はいい一日になりそうね。」
「というわけで、この一日を更に良い一日にするために私の漫画の友罪判決、買わない?」
「商売人ね、ゼルエルちゃん・・・。
ぜひ、買わせてください。」
「毎度あり♪」
「ところでサタンさん。
さっきベルフェゴールさんにもルシファーさんに好意を伝えるようにしましたけど、鉢合わせになるんじゃないですか。」
「いや、モルガンさん、これで良いのよ!!!
今、オセチューブで七罪の恋というものを動画で投稿していて、ベルゼちゃんとベルフェちゃんの恋人(ルシファーちゃん)の奪い合いという一番盛り上がる内容の動画を作ろうと思ってね。
これで、十億再生達成ね。」
「(あーあ、これでサタンもおしまいね。
まぁ、散々天軍や私にも色々していたから、良い罰なんだけどね。)」
「(wow、ゼルエルさんのあの悪いことを考えている笑み、あの表情で痛みつけられたらどんなに気持ちいいことか。)」
その頃、ベルゼブブは・・・。
「ルシファー様は、この部屋に居るわね。
ルシファー様、お邪魔します・・・。」
ガチャ
「ルシファー様、私と付き合ってください!!!」
「ベルフェゴール、なぜここに。」
「えっ、べ、べ、ベルゼ!?
いや、私はその。」
「ふむ、そうか二人ともサタンに吹き込まれこの私に愛を告白するように仕向けられたようだな。
では、私の答えを言おう。」
「ゴクッ」
「ギャンブルで大負けして借金をしてしまったから軍資金をくれたら結婚しよう。」
「という世界線があったのよね、メフィストフェレス。」
「ゴボッ!!!
いや、とんでもない奴じゃないですか。
その世界線のルシファーさんは、驚きすぎて吐血しちゃいましたな!!!
ところであなたは、時間軸を移動できるのは知っていますが、どうやって別の世界線に向かったのですか。」
「アークワンの因果律を利用したまでさ。」
「軽すぎな設定、アークワンってクレジットカードと一緒だったのですかな・・・。
まぁ、あまりこの世界線は設定を考えても無駄ですからな。」
「オチはどうするの、メフィストフェレス。」
「オチですかな、確かにありませんな。」
「爆発するのは定番だから、アークワンの始原の炎で燃やせばいいと思う。」
「チョッ、待っ・・・。」
曲光三嗜好聖域 シチザッイ〈〈因果律焼却〉〉
では、さっそくですが、自己紹介を始めましょう。
アタシが進行役のサタンでございます。」
「そして、私がベルゼブブだ。
本当にありがとうございます、ルシファー様にお近づきになるためにわざわざ起こしいただき。
ええっと、正式名称が三嗜好騎士達?」
ピカーン
「一体、何なの、極光に包まれた三人の騎士達が姿を現したわ、ベルゼちゃん!!!」
「前にも絶望オジサンかなにかで見たわね。」
「私が第一嗜好騎士、小さな子供、小動物、そして生物の愛、その全てを嗜好に結びつけることができるKAWAIIノ聖域を持つ天使、ゼルエルよ!!!」
「ワタクシは第二嗜好騎士、紐で縛られ、ムチで叩かれ、ロウソクの熱々のロウがワタクシの胸にジュワッと焼ければ、それはもう It's beautiful life!!!
PAINノ聖域を持つ、魔界の貴公子、ジョヴァンニ!!!」
「はっ、私の番ですね。
私は第三嗜好騎士でモルドレッドの母でモルガンという名前です。
最近の良かったことは、息子のモルドレッドが自分の部屋で何をしているのかと覗いたら、頭に赤いリボンをして、黒服のスカートを履いてゴスロリの格好をしてウキウキしながら鏡を見ていることでした。
息子が女装しているという新たな成長が見れたことにお母さんはもう愛しの弟、イケメン王様アーサー王の影で十年間頑張れます!!!
そして、聖域の説明ね。
私の聖域は、私よりも歳の低い子どもたちに愛を降り注げる愛の雨。
MAMAノ聖域よ♡」
「人選ミスっていないか、サタン。」
「えぇ、アタシはこの三人でいいと思うけど、面白いから。」
げんこつ!!!
「痛いわ〜、ベルゼちゃん。」
「ふざけるからだろう、ところで三人に聞くんだけど、最近の男の人はどんなものが好きなのかしらね。」
ゼルエルの場合
「やはり、漫画ね。
漫画は、男性が少年から大人になってまでも読むもの。
オススメの漫画は、現実に絶望し天軍を裏切ったルシファーがサタンと出会い、追ってくる4大天使を倒していくことで絶望とかつての仲間と戦う悲しみの中からサタンとの友情と愛を育む漫画、友罪判決というものが良いわね。」
「いや、ツッコミどころは多いが、自分達が所属している天軍をここまでこき下ろすなんて、七罪の魔王でもできないわ。」
「アタシがルシファーちゃんと、うん、それも良いわね。」
イラッ
「ピキピキィッ、バッタの丸焼き食べる?」
「ちょっと、ベルゼちゃん、紐で縛り上げてアタシに無理やり虫を食べさせないで!!!」
「サタン様は羨ましいですね。
ワタクシも美しい女性の方に紐で縛られて虫を無理やり食べさせられたい♡」
「うわぁ、ジョヴァンニさん、さすがにお母さんでもそれはオススメできないわ。」
ジョヴァンニの場合
「この第三嗜好騎士の中では、唯一の男であるワタクシの提案を言いましょうか。
男の人は、美女に紐できつく縛られ、ムチで何回も叩かれ、体全体に痛みを感じることが至高にして頂点なんですよ。
はい、ワタクシがオススメする、バラの棘が絡みついたムチです。
これで、ルシファー様を存分に縛り上げて叩けば、彼に満面の笑みを浮かべながらアナタに求婚するでしょう。」
「ほぅ、なら男がそのようなプレイが好きなら一度確かめないとな。
サタン!!!
磔になってくれ!」
「なんで、あたしなの!!!
やめてベルゼちゃん、そのプレイは、一部の人しか好きじゃないわよ。」
「いいや、ベルゼ様。
彼はこう言っていますけど、これもプレイの一環なのです。
ですから、躊躇わずにそのムチを振るいなさい。」
「アナタ、調子に乗ると、原子が分かれるほど燃やすわよ。」
「すみません、調子に乗りました・・・。」
モルガンの場合
「次は、私の番ですか。
自分の愛を直接伝えることが大事ですね。
相手も自分に好意があることを認識してくれますので、私もあのアーサー王のような王子様のようなイケメンとはまた違う、童顔で可愛くてつい守りたいような気持ちが溢れてくる夫のロットきゅんにもそのように愛を伝えて、無事に結婚し、子どもたちを作って、幸せな家庭が作られました。」
「やっと、まともな提案が出たわね。
ところで、その子どもたちの一人がモルドレッドになるのか。」
「いや、モルドレッドは・・・。
それよりもルシファーさんにアナタの気持ちを伝えれば良いんじゃないの。」
「そうだな、ありがとうございます、モルガンさん。
私、さっそくこの気持ちを伝えてきます。」
ピュー
「良かったね、ベルゼちゃん。」
「優しいんだな、サタンは。」
「やだね、天使にそんなこと言われるなんて、魔王失格よ。
あぁ、今日はいい一日になりそうね。」
「というわけで、この一日を更に良い一日にするために私の漫画の友罪判決、買わない?」
「商売人ね、ゼルエルちゃん・・・。
ぜひ、買わせてください。」
「毎度あり♪」
「ところでサタンさん。
さっきベルフェゴールさんにもルシファーさんに好意を伝えるようにしましたけど、鉢合わせになるんじゃないですか。」
「いや、モルガンさん、これで良いのよ!!!
今、オセチューブで七罪の恋というものを動画で投稿していて、ベルゼちゃんとベルフェちゃんの恋人(ルシファーちゃん)の奪い合いという一番盛り上がる内容の動画を作ろうと思ってね。
これで、十億再生達成ね。」
「(あーあ、これでサタンもおしまいね。
まぁ、散々天軍や私にも色々していたから、良い罰なんだけどね。)」
「(wow、ゼルエルさんのあの悪いことを考えている笑み、あの表情で痛みつけられたらどんなに気持ちいいことか。)」
その頃、ベルゼブブは・・・。
「ルシファー様は、この部屋に居るわね。
ルシファー様、お邪魔します・・・。」
ガチャ
「ルシファー様、私と付き合ってください!!!」
「ベルフェゴール、なぜここに。」
「えっ、べ、べ、ベルゼ!?
いや、私はその。」
「ふむ、そうか二人ともサタンに吹き込まれこの私に愛を告白するように仕向けられたようだな。
では、私の答えを言おう。」
「ゴクッ」
「ギャンブルで大負けして借金をしてしまったから軍資金をくれたら結婚しよう。」
「という世界線があったのよね、メフィストフェレス。」
「ゴボッ!!!
いや、とんでもない奴じゃないですか。
その世界線のルシファーさんは、驚きすぎて吐血しちゃいましたな!!!
ところであなたは、時間軸を移動できるのは知っていますが、どうやって別の世界線に向かったのですか。」
「アークワンの因果律を利用したまでさ。」
「軽すぎな設定、アークワンってクレジットカードと一緒だったのですかな・・・。
まぁ、あまりこの世界線は設定を考えても無駄ですからな。」
「オチはどうするの、メフィストフェレス。」
「オチですかな、確かにありませんな。」
「爆発するのは定番だから、アークワンの始原の炎で燃やせばいいと思う。」
「チョッ、待っ・・・。」
曲光三嗜好聖域 シチザッイ〈〈因果律焼却〉〉