第22話:北海道の牧場見学

文字数 1,659文字

 むしろ都会からチーズ職人を呼んで、レストランをして儲けている牧場が、最近あると聞くと話した。牧場で、遊び、腹が減ったら、食堂で、チーズ、チーズケーキ、ビーフステーキ、シチュー、ソフトクリームを売ればやっていけると話した。

 もし、牧場をやるとしてらどこが、良いですかと聞くと、千歳空港の近くで、人口の多い札幌寄りの恵庭から千歳の郊外が、良いだろうと言った、それなら、善は急げというので、明日から車で、探してみますと言った。

 本当に牧場をやる気なら、牧場主の知り合いを紹介してやると、俊子さんの父が言った。それに対して里見義彦が、是非、お願いしますと伝えた。そんな話をしていると22時過ぎとなり、床についた。

 翌日は、朝食を食べ、8時に日高を出て高速道路を使い1時間で千歳へ食堂が有名M牧場へ行って、5種類の評判のアイスクリームを食べてみると濃いミルクの味が、実に美味しかった。

 コーンアイスの種類も8種類もあり多くの人が来ていた。そうか、売店で、アイスクリームは、乳製品を売るのも良い稼ぎになるかもしれないと考えた。そのための学生アルバイトさんも多いと聞かされた。

 牧場の入り口には、大きな看板に一目見ればわかるようにしてあり、商売上手だと感じた。さらに、肉牛や乳牛だけでなく、むしろ小さな異境のある愛玩用の子馬やロバも飼育されていた。

 さらに行くと、こぢんまりとした、有限会社形式の小型牧場もあり、周辺の時の牧草を食べさせていると牧場主が話していた。その他、牧場の中にロッジを作って観光客が、安く泊まれる様にした牧場も興味深かった。

 新さっぽろ駅、近くのK牧場は、特性の手作りゴーダチーズ、業者用に、大容量サイズを3万円で販売していた。野幌森林公園を越えると酪農学園大学のキャンパスが見えた。

 恵庭の郊外のMZ牧場へ行くと、自然放牧型と書いてあり、牛が放し飼いで放牧されていて、この形式が良いなと里見夫妻が、語った、その後、さらに札幌方面に向かった。そして新さっぽろ駅が見え、酪農大学の看板が見えたので見学に向かった。

 10分位で、酪農学園大学に到着した。そこは、広大な敷地で農業・畜産・食品加工・管理栄養・獣医の勉強ができる私立大学のようだ。ここの学生のアルバイトを使えると良いなと里見義彦が、奥さんに言うと、そうねと答えた。

 この近くには、野幌森林公園という本州では考えられないほどの大きさの森林公園であった。そうして帰路についた。さっぽろかr北広島に入るとアルトラと言う名のジェラード専門店が見えた。

 中に入ると、ジェラードや焼き菓子が売っていた。イチゴ・シュークリームやガトーショコラ、ラスク、ミルフィールが、置いてあり目移りする歩であった。シュークリームとガトーショコラ、クッキーを食べたが、実に旨い。

 なんで、大都会でもないのに、こんな素敵なアイス、シュークリーム、ガトーショコラを作れるのですかと聞くと、それは、周辺にある多くの牧場のお陰ですと、答えた。

 新鮮な乳製品が、いくらでも手に入り、その牛乳が、ここの製品の元ですと笑顔で語った。酪農王国北海道だから、これだけの種類と数を揃えられるのですと、胸を張った。

 牛乳も美味しい牧場と、そうでない牧場が、あるのでしょというと、大きな声では言えませんが、その通り、ここでは、多くの牧場の牛乳を使って、調べ尽くして、良い牧場の牛乳しか買っていませんと豪語した。

 向学のため、どんな牧場の牛乳が良いのですかと聞くと、最近はやりの自然放牧の牧場の牛の乳の方が、決められた飼料を使って飼育している有名な牧場の牛乳よりも美味しいと告げた。

 もちろん牧場の名前は、言えませんけれどねと笑った。乳牛も自然に好きな草を食べて動き回っていると良い乳を出すみたいですねと、話ライン柄、答えてくれた。

 そして、多くのお土産を買い込んで、日高に帰った。15時に帰ると、仮眠して起きた牧場の職員たちが、お茶し始めていたので、乳製品を渡すと、大喜びしてくれ、コーヒーを入れてくれた。
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