ヴァンパイア・ホテル(Cigarettes & Chocolate)
1972年。インドの高地の田舎町。
日本人の旅人「古橋浩好」は外国人向けのホテルに泊まる。現れたホテルの関係者らしき女の子から「何か話して」と言われた古橋は、女の子を怖がらせようと悪趣味に似た小話を話していく。
だが、女の子は古橋の話に点数を付けて「明日も話を用意しておいて」と言って部屋を去っていく。次の町へ行こうと思っていた古橋だったが、地元の窃盗グループに観光用ビザを盗まれてしまい、ホテルに滞在することに。そして古橋は部屋を訪れるサマリとの「会話」が恒例になっていく。サマリはホテルの支配人で吸血鬼だと名乗るが。一癖も二癖もあるような人物が揃ったロー・ファンタジー。全17話。
目次
完結 全17話
2024年02月11日 03:09 更新
登場人物
古橋浩好。
インドに観光で来ていると名乗る旅人。ホテルに泊まっている時、後に支配人と名乗る女の子「サマリ」と出会い、彼女を怖がらせようと悪趣味な小話をしていく。
その後、地元の窃盗グループに観光用のビザを奪われて、新しいビザが届くまでホテルに滞在することになる……も、古橋自体も少し怪しいところがあり……
サマリ。
ホテルの支配人であり、吸血鬼と名乗った女の子。古橋のことを気に入ったらしく、話をして、と古橋に言う。古橋は「どうせホテルの支配人の娘が、俺で暇つぶししているんだろう」と思っている。性格は大人、古橋とは気が合うようだ。
マリオ・ビスタ。
アメリカ合衆国のオカルト雑誌の記者。世界各国の「心霊ホテル」を巡ってオカルト記事を書いている。ラテンにルーツがあるが、性格の癖が強く、またしたたかな一面も持っている。このホテルの噂を調べることを目的としていて、二部以降で本格的に「噂」を調べていく。
アルシャ。
ホテルの受付の女性。物静かで綺麗な女性で真面目そうに見える。実は彼女は「ある秘密」を抱えていて、第二部にてそれを古橋とマリオの前で明かす。そして、その内容はサマリとも繋がっていることに、古橋は気付く。
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小説情報
ヴァンパイア・ホテル(Cigarettes & Chocolate)
- 執筆状況
- 完結
- エピソード
- 17話
- 種類
- 一般小説
- ジャンル
- ファンタジー
- タグ
- ロー・ファンタジー, 1972, インド, ホテル, オカルト, 煙草, チョコレート, ライトノベル, ライト文芸, 小説
- 総文字数
- 41,382文字
- 公開日
- 2024年02月04日 22:13
- 最終更新日
- 2024年02月11日 03:09
- ファンレター数
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