抗麦パルチザン

人類の敵とはなんだ?人は人と戦争をしてきたが、じつのところ人類を脅かす存在は植物である。鳥は果物を食べ、種を運ばされている。人は穀物を食べ穀物を増やすように働かされている。この事実をネットの掲示板で右と左で論戦しているところへ議論投げ込む「念力植物侍」がブサイク左翼、略してブサヨのもとに迫ると予告。また、読むことは書くことであり、読んでるうちに自分が書いていると錯覚する掲示板の書き手と読み手。ブサヨは誰なのか?念力植物侍は誰なのか?人類と植物の戦いはどこに行きつくのか?2010年に書きました。ネトウヨ、ブサヨ、保守、革新、10年たってもまだ、同じようなことがネットで書き込まれています。今読んでも古くないと思います。全6話

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示唆に富むお話

横田さん、こんばんは。「抗麦パルチザン」、最終話まで拝読しました。 なるほど、孤独のお話、というポイントも納得です。知識として為になるお話も多かったです。 侵入してきた「サムライ」、かっこいいのか情けないのか分からなくなりましたが、それがまたいい味になっている気がします。 最終話では、「米」も否定しているようですが、穀物に支配される、という点では合ってますよね? 話は少しずれますが、今般の世界情勢から抗麦とまではいかなくとも、 「避麦」「控麦」くらいは起きそうな気配はありません ... 続きを見る

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憂国の掲示板

横田さん、こんにちは。 コンテスト作品から「抗麦パルチザン」に誘導され、第一話を拝読しました。 なるほど、ネットの掲示板的なスタイルで、いろいろな意見(極論?)や毒を吐き戦わせる企画ですね。 タイトルからは植物侍さんがいずれ支配的になるのかなあ、などと思いながら面白く読みました。 横田さんらしい憂国作品、心して読んでいこうと思います。 有り難うございました。

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小説情報

抗麦パルチザン

横田スピール夫  speelo

執筆状況
完結
エピソード
6話
種類
一般小説
ジャンル
SF
タグ
ネトウヨ, ブサヨ, パルチザン, 植物の支配, 掲示板, マクロビ, 人類穀食動物論, 食本主義, 恐慌, 侍
総文字数
76,231文字
公開日
2020年08月02日
最終更新日
2023年04月01日
ファンレター数
2