侵略者

[ミステリー]

9

2,092

0件のファンレター

 飛んできたのは円盤型小型宇宙艦だ。樹木の陰から見ていると、着陸した円盤型小型宇宙艦から何かが降りてきた。
「あれ見て!宇宙服着てる!人じゃないよ!」とチャッピイ
「何をする気だ?うわっ!」と、チビトラ
「家の者を持って行っちゃうよ」と、シマトラ
「気づかれないように、静かにしなさい!」
 俺は皆を黙らせた。

 宇宙服の者たちは家のあらゆる物、といっても食料品や肥料や植物を全て円盤型小型宇宙艦に積み込んで、探知器でまだ何か探している。
 あれは、熱探知器だ。恒温動物の体温を調べる探知器だ。生き物を探してるんだ!
 俺はそう気づいた。
「俺たちを探してるんだ!皆、静かに爺ちゃんの家へ行け!」
「わかった」
 家族は音を立てぬように走った。農場の樹木沿いに、隣の町にある爺ちゃんの家へ向かった。

登場人物

登場人物が未設定です

ファンレター

ファンレターはありません

小説情報

侵略者

牧太 十里  makitajuuri

執筆状況
連載中
エピソード
21話
種類
一般小説
ジャンル
ミステリー
タグ
人獣, 異星体異星体, ディノサウロイド, AI, ヒューマノイド, エクスブローダー弾
総文字数
20,070文字
公開日
2024年01月25日 15:52
最終更新日
2024年02月16日 08:00
ファンレター数
0