第25話:日本でのウイルス感染症が下火に

文字数 2,032文字

 10月12日、東池袋自動車暴走死傷事故で禁錮5年の実刑判決が確定した元通産省工業技術院の元院長・飯塚幸三が東京地方検察庁に出頭し収監手続きが行われた。飯塚は出頭前に関係者を通じてコメントを発表した。裁判で一貫して主張していた「自動車の欠陥による事故」を覆し「自らの過失による事故であった」ことを認めた。

 2021年10月28日、沖縄県沿岸などに今年8月に噴火した海底火山、福徳岡ノ場の軽石が帯状で大量に漂流漂着し、漁業などに深刻な被害が発生。ちなみに福徳岡ノ場とは、南硫黄島の北北東、約5キロあるに位置する粗面安山岩質の海底火山であり、北福徳カルデラ内の中央火口丘である。

 10月4日、月曜日に599人、今年初めて、日本全国のウイルス新規感染者の合計が、600人を切った。11日には、369人、10月23日、土曜日、283人と300人を切った。10月25日、月曜には、151人と200人を切った。8月には、2万人を超えていたので、99%減り、100分の1に激減。その本当の原因は、不明だが、画期的な数字である。

 10月10日から大磯の集会場にマスク着用で集まり始めた、その後、麻雀大会も開いた。もちろん、海釣り開かれ、以前通り、キス、イシモチ、アジ、サバ、ヒラメが、釣れた。特にアジ、サバ、キスが多く釣れた。しかし、巷の景気は、今一つ景気が悪く、大磯の商店街でも苦戦していた。これは、日本だけではなく、世界中も程度の差こそあれ、不景気が、吹き荒れていた。

 中国では、最大手の不動産業者が利払いも困るほど資金繰りに苦慮して子会社を売却しようとしたが、買い手がつかないと言う状況となり、倒産した場合の負債額が、天文学的な数字が予想された。その他、イギリスでは、東欧諸国からの移民に職を奪われたイギリス人たちが、移民たちに対して反感を持ち、小競り合いがあった。

 しかし、ウイルス感染症で彼らが、東欧に帰ると、今度は、長距離運転手をはじめ底辺を支える労働者が不足してイギリス経済が動かなくなった。さらに原油の高騰でガソリン不足でガソリンスタンドからガソリンが消えた。これは、アメリカでも同様でガソリン価格の高騰で経済が大きな影響を受けた。新興国の方ではウイルスのワクチンが、手に入らなかった。

 また、未だにワクチン接種率が10%未満の国々ばかりで感染爆発が続いていた。そんな中、先進国の中では、3,4回目のワクチン接種や継続接種が始まった。まさに経済格差が世界中で起こっていたのであった。日本でもウイルスに対する内服薬の治験が進み、発売されるのもまじかと発表された。しかし、世界中では、ウイルス感染症が沈静化している国と再燃し始めた国との別れた。

 中国では、再燃したと報道され、徹底した隔離政策と検査をして、由布の北京オリンピックを行おうと、やっきになっている。世界で、直近1週間「2007年6月28日~7月4日における新規感染者数が多い上位5か国は、1位、ブラジル「新規感染者数364709人、30%減少」。
2位、インド「新規感染者数312250人、11%減少」

 3位、コロンビア「新規感染者数204556人、同程度」4位、インドネシア「新規感染者数168780人、35%増加」、5位、イギリス「新規感染者数161805人、67%増加」となっていた。また、過去1週間で人口10万人当たりの新規感染者数が最も多かったのは、セーシェル「758人」、モンゴル「472人」

 それに加え、コロンビア「402」、ナミビア「367人」、キプロス「324人」となっていた。新型ウイルス感染対策、緩和した6カ国では、その後、デルタ株やワクチン供給の影響は、英イングランドで段階的に緩和されてきた新型コロナウイルス対策の制限措置が7月19日でほぼ全廃される。これは、社会的な交流に関するすべての法的制限の解除を意味する。

 イングランドではこれまで、一部の公共スペースでのフェイスマスクの着用が義務付けられていた。しかし、19日からは撤廃される。また、ナイトクラブの営業が再開され、一度に面会できる人数の制限も無くなる。今年に入り、複数の国がすでに制限措置の緩和に取り組んでいる。ただ、その成果はまちまちであった。

 では、すでに規制が緩和された国は、どのような状況になっているのだろうか?イスラエルワクチンの接種スピードが速いイスラエルでは、2月に制限措置の解除が始まった。国民の半数以上が1度のワクチン接種を完了した6月中旬までには、国民はマスクの着用をやめ、店舗やレストラン、ホテル、映画館が完全に営業を再開した。

これらの点から、パンデミック以前の生活に戻った。それ以降、従来株より感染力の強いデルタ株の拡大により1日あたりの感染者数は着実に増加した。13日には、この4カ月で最高水準となる754人の感染が確認された。しかし、当局は、入院患者数を含む重傷者数は、比較的少ないとしている。
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