登場人物 / 世界観
文字数 2,332文字
・*・ 主要人物 ・*・
◇ エミリオ・ルークウル・ユリウス・エルファラム = 10歳の時に母を亡くし、継母に命を狙われているエルファラム帝国の第一皇子。そうなる将来を予測した一人の騎士に、我が身を守れるよう無敵の戦士に鍛えあげられた美貌の剣豪。
◇ ギルベルト・ロアフォード・ルヴェス・アルバドル〈ギル〉= 少将からアルバドル皇帝となった父の影響で、戦う腕を磨くことに余念のない皇太子。そうして、ある時までは皇帝となる将来に意気込んでいた。様々な武芸に長けた完全無欠の戦士。
◇ レドリー・カーフェイ(レッド) = 戦争で親と生き別れ、敵国の大将に命を救われたという過去が。その後、盗賊一味に育てられ、14歳の時に出会った伝説の戦士に引き取られて、大陸最高峰の資格を得た二刀流の傭兵。
◇ リューイ・ウェスト / ルーウィン・アーヴァン・ウェスト = 秘境で武術の達人に育てられた金髪碧眼の青年。猛獣を相手に訓練していたため、非常に高い身体能力の持ち主。ただ、ほかに人気の無い場所で成長したせいで、精神年齢は子供並みの格闘家。
◇ カイル・グラント = 術使いの家系に生まれ、名医の祖父に医術をも学んだ精霊使い。戦闘能力に優れている仲間たちの中で、唯一、呪術を駆使できる霊能力者の少年医師。
◇ シャナイア・セラン (シャーナ) = 過去には、とある国の王女の用心棒を務めたこともある女戦士。レッドとは、その時に知り合った仲。現在は剣を手放し、踊り子として生活している。
◇ イヴ・フォレスト = 〝癒しの力〟を持つミナルシア神殿の修道女。孤児院の少年たちが基地としている森の家の管理を任されている。レッドのもと恋人。
◇ セシリア・ロワンナ・バレル・ロザナリア = 激戦の地から逃れてきたロザナリア王国の美姫
◇ メイリン・モア = 予知夢が見られる北の森の少女(その能力と旅路の都合により、作中ではしばらく温存される存在)
◇ ミーア・クラウド・アニータ・トルクメイ = トルクメイ公国の幼い公爵令嬢。城を抜け出して遊びにいくという悪癖のおかげでレッドと知り合い、彼につきまとうようになった少女。そのせいで、レッドに誘拐された形に。
・ *・ その他登場人(動)物 ・ *・
◇ ディオマルク・サーマン・ユリディス・ダルアバス = 王国ダルアバスの王太子。ギルの幼馴染み
◇ ジェラール・ダグラス・リストリデン(リストリデン侯爵/ガザンベルク帝国軍大将)= ガザンベルク帝国の侯爵であり騎兵軍大将。レッドの最初の命の恩人
◇ ランセル・ルークウル・ユリウス・エルファラム = エルファラム帝国の皇太子。エミリオの義弟
◇ ダニルス・ランバーグ(エルファラム帝国軍中将) = エミリオ皇子を無敵の戦士に鍛え上げた騎士。エルファラム帝国軍の中将。当時は大佐
◇ アラミス・オーランド(アルバドル帝国軍大将) = ギルベルト皇子の近衛兵とも言える騎士。アルバドル帝国軍の大将
◇ ルシアス・ルークウル・ユリウス・エルファラム = エルファラム帝国の皇帝。エミリオの父
◇ ロベルト・ロアフォード・ルクセン・アルバドル = アルバドル帝国の皇帝。ギルの父
◇ ローガン・クラウド・アニータ・トルクメイ(トルクメイ公爵)= トルクメイ公国の君主。ミーアの父
◇ レイノルダス・サーマン・ユリディス・ダルアバス = ダルアバス王国の王。ディオマルク王太子の父
◇ フェルミス・ルークウル・ルヴェス・エルファラム = エルファラム帝国の先代皇后。エミリオの亡き母。ギルの母親クラレス皇后の姉
◇ シャロン・ルークウル・ドナ・エルファラム = エルファラム帝国の皇妃。ランセル皇太子の実母。エミリオの継母
◇ テオ・グラント = カイルの祖父。強力な神精術師であり名医
◇ スエヴィ・ブレンダン = 過去にはレッドと共に戦地を渡り歩いた戦友
◇ ライデル = 盗賊一味の頭。親と生き別れたレッドをテリーに託すまで育てた男
◇ テリー・レイ・アークウェット = ベテランのアイアス(大陸最高峰の傭兵団アイアンギルスの通称)で、レッドに剣術を教えた師匠であり先輩。戦場でレッドを庇い戦死
◇ ロブ・ハウエル = アースリーヴェの樹海でリューイを驚異的に育てた武術の達人
◇ アラン・ルース・ヘイデン・モルドドゥーロ = モルドドゥーロ大公令息〈次男〉
◇ ファライア・サーマン・ユリディス・ダルアバス = ダルアバス王国の王女。ディオマルク王太子の妹
◇ アナリス・ロアフォード・ルヴェス・アルバドル = アルバドル帝国の皇女。ギルの妹
◇ ロダン・クラウス・アドルバート(アドルバート侯爵) = アナリス皇女の婚約者
◇ クラレス・ロアフォード・ルヴェス・アルバドル = アルバドル帝国の皇后。ギルの母。エミリオの母親フェルミスの妹
◇ ダルレイ・カーネル・サルマン(サルマン男爵/ガザンベルク帝国軍総督) = ガザンベルク帝国の総督
◇ ドレイク・ルーヴェン・グレーアム = ヴェネッサの町を擁する地方領主。グレーアム伯爵
◇ ロザリオ・ルーヴェン・グレーアム = ドレイクの息子。ルーヴェン子爵
◇ キース = 野生の黒ヒョウ。リューイの森(密林)の相棒
◇ フィクサー = ギルの愛鳥。大型の鷹
・ *・ 世界観 ・ *・
架空の大陸が舞台です。都市基盤や暮らしぶりは、古代ローマやギリシャ、それに中世ヨーロッパをよく参考にしますが、その時代には無いもの(もっと後に作られたもの)もたくさん登場します。基本的には一般的な認識に寄せている(神々の名なども全て)オリジナル。