週五で寄った物語

[現代ドラマ・社会派]

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76件のファンレター

拙作『ああ、日常』「その18 週五で寄る」からの派生作品です。あくまでフィクションですので、よろしくお願いいたします。
また、『今夜も、お店で』は若干の関連作になっております。よろしければご一読ください。

ファンレター

この手法は?

連続した会話シーンも無く、自分の目に映る情景とそれへ感じたことだけを書いている、この手法、何か淡泊、私小説的で、誰だろう? 作品は思い浮かばないけれど、芥川や太宰がこんな雰囲気の作品を書いていませんでしたっけ? 
~読者は登場人物に肩入れすることなく俯瞰するように読んでいく。
このスタイルを意識して書いていますか? 
村山さんが、そう思っていなくても読書量が多いので身についているのかな?

返信(2)

読者が俯瞰するというより、語り手が俯瞰している、かな。
天海さん、今回も読んでいただき有り難うござます。

手法、というほどしっかりした狙いがある訳ではないのですが、
以前指摘していただいた一人称の欠如とともに、本作の特徴にはなってきましたね。

実際、自分としては、「自分の目に映る情景とそれへ感じたことだけを書いている」というのは理想の一つなのです。
「転校したとです。」はそれだけではいけない、とむしろ己を律して書いているところすらあります(大袈裟)。
大作家たちの文章を無意識に真似ている可能性はあります。

他人の文章を沢山読むと(過去の学問を勉強しすぎると)、自身のオリジナリティーが無くなる、と
して戒められることもよくあると思いますが、
過去に全く影響されないなんてことはあり得ないので、難しいところです。

引き続きよろしくお願いいたします!