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米問屋に勤める幸吉の元に、縁談が持ち込まれた。相手は商家の一人娘で、奉公人の幸吉には過分な縁談だった。しかし、幸吉はその縁談を断った。 相手に問題があった訳ではない。幸吉は人に言えない罪を背負っていたのだ。 逃げるように店を出た幸吉が町中の通りを歩いていると、異変が起こった。
しおむすび
2000字の中にこんな物語が描けるなんてすごいなと思いました。文字で読んでいるのですが、その場面がドラマを見ているように脳内で広がりました。 読み終えて涙が出ました。 ありがとうございました。
返信(1)
音野内記