バイブル・フード・レシピ

作者 mika

[学園・青春]

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☆第1章完結しました!
この秋、翠はミルトス大学高等学校に編入してきた。
ミルトス高校はキリスト教精神によって立つ学園。礼拝や授業に戸惑う翠だったが、聖書に登場する食事を再現しようと試みる家庭科部の仲間たちと一緒に、楽しみながら聖書を学んでいく。

※アイコンはAdobe Stockから四ッ谷さまの作品を使用させていただきました。

ファンレター

魅惑と食欲の新連載

mikaさんのチャットノベル新連載ですね!
ミルトス大学高等学校に編入した翠さんが、幼馴染の安祈世さんや古都華先輩と一緒に家庭科部で聖書に登場する食事を再現しようとする……すごく魅惑的で、しかも食欲を刺激される(笑)アイデアがとっても秀逸だと思いました。

聖書の中の食事を再現する部分がすごく詳しく描かれていて、しかも、それが「出エジプト記」の「「種なしパン」にまつわるエピソード」などと共に紹介していただけるので興味津々で拝読しました。
また、三人の少女たちの関係性や会話の面白さといった、物語的な部分もしっかり作られてあるところがすばらしいです。三人の名前がとても可愛く、しかも清らかな感じで、mikaさんの作風に合っているなあ、と感じました^^

最新第5話まで、とても楽しく読ませていただきました。続きがとっても気になります~♪

返信(1)

わぁ、南ノさん、お忙しいなかで最新話までお読みいただき、どうもありがとうございます!

女の子たちの名前を「とても可愛く、しかも清らかな感じ」と言っていただけて、うれしい気持ちでいっぱいです♪
じつはですね、今回は聖書の食べ物がテーマなので、彼女たちの名前も果物の品種名にちなんで名づけています。

「古都華」というかわいい名前はいちごからで、名字の「高墨」はぶどうからです。
「安祈世(あきよ)」というちょっと変わった名前は、りんごからです。
安祈世ちゃんにあたるキャラクターは、クリスチャンホームの生まれと考えていたので、名前を見たとき「これだ!」と思いました。
わたしの身近では、両親がクリスチャンの場合、男の子の名前は聖書にちなんだ名づけが多いような気がします。日本人でヨシヤ君やエリヤ君など、実際に会ったことがあります。
一方、女の子の場合はですね、マリアちゃんとは意外にも出会ったことがないんですよ。
「安」や「和」や「真」の字を使った名づけは、「地に平和」の願いがこめられていて、クリスチャンらしいなと感じます^^

食事や料理がテーマのお話なので、再現性のあるレシピ(読んだかたが、ご家庭で再現できるレシピ)となるよう、注意深く書いていきたいと思っています^^
ただ、今回は過越祭のパンなので、現代のユダヤの厳格なカシュルートにできるかぎり従って作りたいところです。
ユダヤの人々にとってカシュルートがなぜ大事なのか、その背景を知ることで、異文化理解の一助となればと願います。

第3話で掲載したレシピ、あまりにシンプルで、本当にパンができるのか疑問に思いますよね。
わたしも実際にこのレシピで2度、作ってみましたよ~!
この材料で、一体どんなパンができるのか、引き続きおつきあいいただければさいわいです^^
どうぞよろしくお願いいたします!