南ノさん、ご多忙のさなか、お読みくださりありがとうございます！
南ノさんからのありがたいお言葉に、ああ見えて普段はドライな小手鞠が珍しく乙女のように恥じらっております～(〃ω〃)ﾎﾟｯ

極力ネタバレをせずに一冊の本について語る、というのはなかなかハードルが高いですよね。本当なら、いちばん語りたいところがこの物語の核の部分なので、そこに触れるわけにはいかず(^^;)
南ノさんの読書日記は、ネタバレを回避しながらもその本の魅力を余すところなく表現されていて、すごいなといつも舌を巻くばかりです。そして気がつくと指がポチッと(笑)
その南ノさんに「(ポチッ)ｱｯ」としていただけたなんて感激です～！！
(このポチッのあとの「ｱｯ」がとってもツボですw)

『台灣懶惰日記』で台湾の救助犬たちのお話をたくさんお聞かせくださった動物好きの南ノさん、このゴローの存在はきっと南ノさんのハートを鷲掴みしちゃうと思います(*´艸`)
綿貫に懸想するサルスベリも、まるで人間のように嫉妬心をあらわにして拗ねてみせたり、健気で、彼女(？)の道ならぬ恋をひそかに応援したくなります。

そして「私の精神を養わない」という言葉。これ単体でも相当に威力のある言葉だと思いますが、前後の文脈をご覧になったらますます深く刺さること請け合いです。
「現代社会の価値観に対する強烈なアンチテーゼという感じが」という南ノさんのご指摘、さすが、鋭いです！
……物質的な豊かさと精神的な豊かさは必ずしも比例するものではない。そんなことを思いながら、ふと森茉莉さんのことが思い浮かびました。

ひとそれぞれ好みがあるのは承知のうえで、それでも決して、読んで後悔することはない、と断言できる一冊だと思います。楽しんでいただけましたら幸いです(*´-`)
うれしいお言葉と、「ポチッ」のご報告、どうもありがとうございます！ヽ(*´∀｀*)ﾉ