台灣懶惰日記~其の貳~

[日記・個人ブログ]

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102件のファンレター

「台灣懶惰日記」第2弾です。
表紙が新しくなりましたが、内容は相変わらず、あまり役に立ちそうもないことを、だらだらと書いていくつもりです。

ファンレター

おめでとうございます!

南ノさん、このたびは受賞おめでとうございます!
さっそく動画を見て、『奇譚草紙』の「白熊」を読み返しました~^^
「白熊」は切ないけどほっとする読後感で、何度読み返しても好きなお話です!

講評でお三方が「村上春樹」っぽいと言っておられたのが、ちょっと不思議に思いました。
戦前が舞台の物語が多いからか、今まで南ノさんの作品を読んでいて、ハルキっぽさを感じたことはなかったので……
「白熊」は現実の日常生活のなかに、夢占い師の白熊という超自然的なキャラクターが出てくるんですよね。マジック・リアリズム、あるいはエブリデイマジックという表現手法だと思います。
言われてみると、村上春樹もマジック・リアリズムに分類されることもあるんですよね。「夢」というモチーフもハルキの小説にはよく出てくるような気がします。
そういう意味で、共通性があるとおっしゃっていたのかなと理解しました。

南ノさん、もともと石田衣良さんのファンだったのですね。
ファン心理としては、ご本人に読んでもらえるだけで僥倖、それが選んでもらえてしっかり講評まで……格別な喜びかと思います!
お気持ちを想像して、自分のことのようにうれしいです^^
心からお祝い申し上げます!! これからも応援し続けます!!

返信(1)

mikaさん、温かい祝福のお言葉、本当にありがとうございます!!
動画を観て下さっただけでなく、「白熊」を読み返してくださったんですね……
mikaさんはいつも私の小説だけでなく、エッセイなどもご丁寧に読んでくださり、また細やかなお心遣いのレターも送ってくださって、本当にお礼の言葉もありません!!
感動で胸がいっぱいです!!

「村上春樹」は、私は大学時代にかなりハマって読んでいたのです。その頃初めて書いた小説(みたいなもの)が、すっごく春樹っぽくて(あくまで自分としての感覚ですが)笑、こんなハルキの模倣みたいなことを書いてちゃダメだと思い、春樹っぽくない作品を書こうと思って、試行錯誤してきたところがあったのですが、今日番組でお三方から「村上春樹っぽい」と言われて、実は私もちょっとびっくりしたんです。
やっぱり若い頃に読んだ作品というのは、離れたつもりになっていても、実は自分の中に深く染みついているものなのかな、とも思ったのですが、mikaさんが「マジック・リアリズム」という観点を提示してくださって、とても勉強になりました。私は「マジック・リアリズム」と言えば、ガルシア₌マルケスくらいしか思い浮かばず、しかもガルシア₌マルケスをほとんど読んだことがないので、「村上春樹もマジック・リアリズムに分類されることもある」というmikaさんの言葉が、すごく新鮮に響きました。私の「白熊」も、作品の質は別として、分類上は「マジック・リアリズム、あるいはエブリイマジックという表現手法」になると教えていただいて初めて、「ああ、そうなのか!」と思った次第です^^もし今度、誰かに自作を説明する機会があったら、このワードを使いたいと思います(*^^*)(ロシア文学に限らず外国文学に関する知識について、私はmikaさんの言葉を全面的に信頼していますので!)

それから、そうなんです!私は元々石田衣良さんのファンなんです!男性作家で、あれだけ女性心理をリアルに描ける現代作家はいないと思っています^^
今日は、番組で石田衣良さんに自分の名前を呼んでいただいただけでなく、温かい講評までいただいて、なんだかぼーっとしてしまいました(笑)
mikaさんから「自分のことのようにうれしい」とおっしゃっていただいて、胸が熱くなるのを感じました。
本当に、本当にありがとうございます!!!