櫛引の四季

作者 痩竹

[日記・個人ブログ]

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櫛引《くしびき》は山形県鶴岡市の東部、赤川の流域で、かつては東田川郡櫛引村と言われた地域である。赤川にかかる黒川橋の上からは、月山、朝日連峰の山々、母狩山と金峯山、鳥海山が一望できる。辺りでは、稲作、枝豆、サクランボ、桃、葡萄、梨、林檎などの栽培が、盛んに行われている。東京で暮らしていた私は、この自然豊かな土地の魅力に取りつかれ、移住してきた。ここに来てから、それまで忘れていたこと、本当はそこにあるのに心が感じられなくなっていたことなどを、ポツリポツリと思い出したり、感じたりするようになった。それらを少しずつでも書き留めておこうと筆をとったのが、この「櫛引の四季」である。

ファンレター

人との距離感

 格調高い文章を、いつも楽しく拝読しています。
 最初、ほぼ他人に近かった知人が、庄内で友人になって行く。人間関係の距離感がだんだんと短くなっていく過程が面白く描けていて感動しました。んだ。

返信(1)

ありがとうございます。小説に集中しようと、しばらく「櫛引の四季」のペースを落とそうと思っていたのですが、あまりにも面白い出会いだったので、つい筆を取りました。仕事を離れた時に見せてくれる顔が、こうも違うのかと、私も感動しました。やっぱり、人は会って、飲んで、付き合うものですね。これからもよろしくお願いします。