母の日、スルーしました 49歳で初めて親離れの一歩を踏み出した私の話

[ノンフィクション]

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母の日に、親離れの第一歩を踏み出した私。
2021年の春に起きた、小さな革命の記録。

ファンレター

これから、笑顔で

お母様の強い束縛。しおむすびさんの苦しんだ過去が行間からにじみ出てくるようで、かなりの緊張感をもって読ませて頂きました。私も身に覚えのある感覚です。出すことのないお手紙の部分には、特にぐっとくるものがありました。
しおむすびさんはとても優しく真面目な方であるだけに、今この時まで我慢を重ねて来られたのではないでしょうか。仰る通り、親は親の人生、子は子の人生を歩むべきで、適切な距離を取ってこそ温かく見守ってあげられるという側面があると思います。
これからのしおむすびさんが、笑顔で生きられますように。応援しています!

返信(1)

あおぞらつばめ様
拙い文章を読んでくださり、ご感想を送ってくださり、ありがとうございます。
送っていただいた言葉に、涙が出ました。
思いやりを持って読み取ってくださったお気持ちがうれしかったです。
もしかしたら、私は上手くいかないことを全て母のせいにしているのかもしれません。でも、例えそうであっても、それはどこかで甘えきれなかった私の母への甘え直しなんだろうと思います。それもこれも通過して、一度距離を置くことで、なにかが見えてくるのでは、と思っています。
なんだかんだ言っても、結局親の介護は私がやるんだろうなあと受け入れている(諦めている)部分もあります。苦笑いです。
その時はあおぞらつばめさんの作品に書かれていた
『介護に真剣に向き合った人は、介護地獄には陥らない』
というジンクスをお守りに、可能な限り、自分や家族を守る手段を探しつつ、向き合っていけたら、と思います。
「これから、笑顔で」と書いてくださった応援のメッセージ、爽やかで温かいメッセージが、青空にパタパタと揺れる応援の旗のようで、思い描くだけで笑顔になりました。
本当にありがとうございました。