【ブックレビュー】ヘタな大人小説より世界名作児童文学!

[創作論・評論]

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35件のファンレター

“読書の秋”と言いますが、実は読書に一番向いているのは、子供時代の夏休みなのではないでしょうか?
コロナ禍で引き籠り生活を送らざるを得ない「今」、もう一度あの頃に戻って、かつて読み耽った世界名作児童文学の世界を再訪してみたら――
そこには、意外な発見が待っているかもしれません……。

ファンレター

毎年クリスマスの翌日にケーキを購入するのが幸せです、ふふっ

 異世界転生ができるなら、絶対やかまし村に行きたいっ! 雪の灯籠の美しさに感動し、年とともに不自由なところがでてくる年配者を思いやることで、自分たちも幸せになれる。なんて、豊かな精神世界なんでしょう。今の自分の生活を顧みると、次元の違う無垢な崇高さを感じます。
 消費社会の中で宣伝に踊らされ、クリスマスにみんなと同じレベルの贅沢をすることで平均的虚栄心を満たすことが幸せだと勘違いした日々もありましたが、何だったんでしょう、あれ。最近さすがにもう疲れました。クリスマスは家で寝っ転がってテレビで特番の映画見ているだけで幸せです、そして翌日投げ売りのケーキを安く買えると心からの幸福感を感じます。年々幸せの閾値がだだ下がりですが、自分としてはいい傾向だと思っています。
 村上春樹さんの小説は、手に取ったことはあるのですが、よく理解できなくて読めません。いつか読める日がくればいいなあ。
 それにしても、やかまし村いいですね。今は図書館が閉まってしまったので、いつか買って癒やされたい~~。

返信(1)

不二原さん、お読み下さってありがとうございます!
不二原さん、かっこいいです!
いや、私の中では、不二原さんって以前からかっこいいですけど!^^ 世間の流行に迎合せず流されず、いつも余裕ある態度で、自分の世界の空気を呼吸されている感じで…(*^^*)
そうですよね、消費社会がこちらを躍らせようとするなら、こっちは翌日にふらっと行って、安価でおいしいケーキを買ってやればいいんですよね!さすがです、人生の達人とお呼びしたいです(^^)
村上春樹も、私、一時はそれこそ「世間の流行に踊らされて」何冊かは読んだんですが、どんな内容だったか全然覚えていないんです。逆に『やかまし村』は子供の頃に読んで、今でも覚えている場面がいくつもあって、この差はなんなんだろうって、考えてしまいました^^;
『やかまし村』、機会がありましたら、読んでみて下さいませ!私としては、新訳のハードカバー版よりも、旧訳の岩波少年文庫版がお薦めです。挿絵が全然違うんです。かつて旧訳で読んでいた私からすると、新訳はなんだか別な作品みたいで……。あ、でも、人によって好みがあると思いますので、読み較べてみるのも一興かもしれません。今図書館を利用できないのが痛いですよね…。でも、いつかぜひ!(^^)/