台灣懶惰日記~其の貳~

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102件のファンレター

「台灣懶惰日記」第2弾です。
表紙が新しくなりましたが、内容は相変わらず、あまり役に立ちそうもないことを、だらだらと書いていくつもりです。

ファンレター

言われてみれば確かに!

 背表紙、この狭い面積に各出版社の美学が凝縮されているなんて、このエッセイを読むまで全く考えてもみませんでした。本当だ、出版社によって違いますね! だけど作家ごとの色合いの違いなどは、同じ著者の複数冊、多数の著者を見ないとわかりませんね。さすが沢山の読書をされている南ノさん。
 南ノさんの作品を文庫化すると背表紙の色は……ちょっとイメージしてみました。優しい和の色合いかな。
 私はハヤカワ以外の文庫本をあまり持っていないのですが、他社の文庫本をちょっと眺めてみました。なんだかその社のカラーが表れている気がします。ずいぶん古い「新十八史略」河出文庫の背表紙の下に可愛いフクロウの模様を見つけ「可愛いじゃない」と大はしゃぎ、今もあるのかなあ。そして講談社学術文庫にはツルのような鳥、講談社には葉っぱ。で、文春文庫には植物と人の絵が……こ、これは何の意味だろう??? 楽しくなってしまいました。(あ、背表紙ではないのですが、新潮社のブドウのマークが美しくて見入ってしまいました。表紙や挿絵、本文以外にもいろいろ見所があるんだなと再認識)
 電書になったらこの背表紙の文化は無くなってしまうのでしょうか。ちょっとさみしい気がします。
 今回も着眼点の鋭いエッセイを楽しく読ませていただきました。

返信(1)

不二原さん、お読みいただきありがとうございます!
不二原さんのおかげで、わたしの作品が文庫化された場合の背表紙の色……なあんて幸せな妄想にしばし浸ることができました!(*^^*)(妄想だけならただだし!笑)
新潮文庫、そうそう、カバーを取ると、葡萄のマークが見えるんですよね。でも、文春文庫の「植物と人」は知りませんでした…何を表しているんでしょうか??
それにしても、ハヤカワ文庫が一番多いとは……さすがSFの不二原さんですね^^
ハヤカワ文庫って、トールサイズって言って、普通の文庫本より少しだけ縦が長いんですよね。だから本棚に並べていると、ハヤカワ文庫のところだけ微妙に出っ張っている感じになって……。
私は不二原さんと違って、逆にハヤカワ文庫が少ないので、書棚のそこだけ、妙に目立って存在感を主張しているようで面白いです~(^^)
あ、河出文庫のフクロウ、今もありますよね。私も動物のロゴには反応しちゃいます~!