水瀬そらまめ様

　賞を取った作品を過去何度か読んだことがあるのですが（当然ごくごく一部です）、自分の中で理解が追いつかなかった究極の小説は『教授と少女と錬金術師』でした。あれを超える作品がこの先この日本に登場するのかどうか……。

　小説の「目線」で種類を２つに分けるとすると、「ついてこられない読者は置き去りにする」高飛車スタイルか、「読者の前に屈んで目線を合わせる」迎合スタイルか、だと思います。
　どちらを突き詰めるかで作品の毛色が変わっていくので、自分のスタイルを突き進めばいいんだと思っています。

　あらすじに何が書いてあったのかは知らないのですが（先入観持ちたくないので一切そういうの読まないタイプ）、『法定遊戯』は小難しい用語を駆使してインテリ感を出す以外は、いたって一般的な真理追求型サスペンスなので、ストーリーは大衆受け系です。

　「難しくてわからない」という感想が付くということは、座談会（でしたっけ？）に遡上したってことで、かなりいい線行ったということなのでは？！
　そらまめさんの文章は、常々「詩」に近いと思っています。純度がとてつもなく高いのです。理解するものじゃない、感じるものなんだと自分は思っています。
　前にツイッターでそらまめさんの作品が話題になったことだってあるのですよ。毎度文章が凄すぎて書き手としては心が折れます。敵わない！

この場合、メールは行くんだと思いますので書き込みします。

なるほど、そういう内容なんですね。法律関係に頭が痛くなるわたしでも感動できるような本なのかな？

いつもダーリンにわからんといって色々教わっているわたしです。読者目線に降りていくというより、わたしの場合、自分でも理解できるように
一度書いた物を全部書き直す必要があります。あれ？これどういう意味で書いたんだっけと、毎度のこと。詩でもあるので書きなしばっかりです。
以前、書いた迷走脳も、最初のものを人に読ませたら「意味がわかんない。理解できない」との不評から全部書き直したんです。

それにしても、新作が二位ってすごいですね。でもあっち行き・・・読んでおいて良かった。

【機能改善】のお知らせが出たのを待って、生意気にも運営さんに意見を出してしまいました。返信の通知は作者とファンレターを書いた人、双方に向けて飛ばしてほしい、と。
（ここ最近の皐月原は確実に悪質なクレーマーです）

『法定遊戯』は、たとえば２時間ドラマなどにも法廷でバチバチやりとりするシーンがあったりすると思うのですが、あれには稀に専門用語も出てきますよね。あれが「無理」となるとこの小説も難しいと思います。
でも、専門用語が理解できないとストーリーを把握できない、というものでもないので、お試しに読んみてはいかがでしょうか！

「感動」のレベルが、ヒューマン的に共感・同情、であれば、そこは「ない」と断言できます。犯罪の真理を追求する作品にありがちですが、その辺は切り捨てられているといっても過言じゃないです。
でも、作品の発想や構成に対して、というのであれば間違いなく感動できますよ。

そらまめさんは、感覚が研ぎ澄まされた人なんですよ。感性の人なんです。
画家が一瞬一瞬をキャンバスにぶつけるように、一瞬一瞬を文字にしているんだと思います。一瞬が過ぎ去った後に残ったものを見て「意味を掘り起こす」なんて、無粋ですっ。

うちの子、確かに今見たら上段にいましたね。知らなかった……！
ページを落としたからそろそろ消えるはず。

これじゃあ、返信があったかないか私にはわからない、、、コラボノベルみたいなものか。それと参照返信機能も欲しいわぁ。
なにが書いてあったか、覚えとかないといけないですね。ではでは「読みましたよ」のお知らせでしたぁおやすみなさーい♪

ほんとそれ。
「書いたファンレター」を定期的にチェックする、しか今のところ方法がないです……。