ファンレター

怖くなりました

ファンレターの一覧から関心をいだき、『嘘つき』や『テトリス』と一緒に読ませて頂きました。
怖いですよ。『テトリス』はそうでもなく、若い頃はゲームばかりしていましたから、その名前は懐かしいものでした。ちなみに、私は『ソロモンの鍵』に熱中しました。もう、夢中になりました。
『嘘つき』の語り手の正体がわかりません。善人か悪人か、分からなくて悩みました。さっき読み返しましたが、やっぱり分かりません。
こちらの作品は、『嘘つき』の語り手に繋がりました。表には出てこない、何らかの組織の存在を感じます。2030年、地球は思想や宗教がひとつになり、言論などが統制されたのでしょうか。それはどのような方法でしょう。
村山様が書かれたことを私は悪く解釈したかとも思います。申し訳ないです。また、私のような無知な者にも、いろいろと考える機会を与えて下さったと思っています。
『嘘つき』の語り手がその時代に成したことを、また別のエピソードにして頂けたらと思いました。

返信(1)

morecharmyさん、3作とも読んでいただき有り難うございます。
「テトリス」は、昔を思い出しながら今の状況を考えた話です。ノンフィクションなのでそのままです。
ゲームに夢中になる時間もいいものですね。

「嘘つき」「2030年の告白」は特に続き物という意識はないのですが、
どちらも世界の、あるいは日本の将来を考えたときに取り得ることをSF仕立てでまとめたもの、というつもりです。
なので繋がりはあり、その点を感じていただいたようで、嬉しいです。

そして、陰謀論といいますか、そういうのがワクチンひとつとっても巷には渦巻いてしまうのですが、
そこも含めてシニカルに描いたつもりでいます。

morecharmyさんのおっしゃるように、一つの世界観でまとめていければ、
デストピアorユートピア的な長い作品にできるかもしれませんね。

いろいろ想像していただき、未来を考えていけるきっかけになれれば、僕としては本望です。

次へのヒントも含め、有り難くレターを読ませていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。