台灣懶惰日記~其の貳~

[日記・個人ブログ]

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102件のファンレター

「台灣懶惰日記」第2弾です。
表紙が新しくなりましたが、内容は相変わらず、あまり役に立ちそうもないことを、だらだらと書いていくつもりです。

ファンレター

特種搜救隊の隊員さんの慧眼がすごい

 樂樂、本当に数奇な犬生ですね。読んでいてその一生懸命な可愛らしさに心を動かされました。
 今回、私がこの話を読んで一番心に刺さったのは「その犬は救助犬に向いているかもしれない」と彼女の才能を見いだした特種搜救隊の隊員さんです。もしかしてその方がおられなければ、賢くて手に負えない困ったわんちゃん、で叱られてばかりで終わってしまったかもしれません。樂樂の困ったところではなくて、その才能を見抜き、彼女の適性を見いだしたその隊員のかたの慧眼に刮目です。自分の才能を生かしてもらい、現場で必要とされ活躍を褒められた樂樂は幸せですね。人でも犬でも、人生(犬生)の岐路でこの隊員さんのように才能を見抜ける方と出会うと、その後の生き方(幸福度)が大きく変わってきますね。
 いつも、閉じていた目を開かせていただくこのエッセイですが、今回のこの完成度、雑誌とか新聞とかネットのコラムに普通に載っていても全然違和感が無いと思いました。きちんと資料を集められ、それを咀嚼し、興味をそそられるように面白く伝えていただいて、本当にただで読めるのが申し訳ない気持ちです。
 樂樂ちゃん、これからも幸せに!!!

返信(1)

不二原さん、第3弾までお付き合いいただきありがとうございます!
身に余る過分なお褒めの言葉をいただき、恐縮ながら、嬉しい気持ちでいっぱいです!(*^^*)

「彼女の才能を見いだした特種搜救隊の隊員さん」は、後にバディを組む詹さんとは違う方で、残念ながらお名前はわからなかったのですが、不二原さんが仰る通り、この人がいたからこそ、樂樂はその類いまれな才能を開花させることができたんですよね!正に「千里の馬は常に有れども伯楽は常には有らず」……才能がある人(犬)はもちろんすごいのですが、「才能を見抜く」人の才能もまた、特筆されるべきですよね。

悲しいニュースもありました。メキシコの救助犬のProteoは2名の生存者を救出しながら、自らは瓦礫の下敷きとなり、亡くなってしまったそうです。胸を抉られるような気持ちとは、このことだと思います。

幸いなことに、台湾の救助犬たちは、全員無事にトルコでの困難な救助活動を終えました。本当に、心の底からほっとしました。疲れ切って「領犬員」の膝にもたれて目を閉じている蘭ちゃんの写真があって、それを見ているだけで涙が出てしまいます。
彼らは本当に尊いと思います。彼らの前で、深々と頭を垂れて、「お疲れ様」と言いたいです……。