あの日、旅先にて

作者 紫 梨絵

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2件のファンレター

かつて「旅する日本語」というコンテストがありました。旅と、あまり聞きなれない、でも粋な日本語とをテーマに、400字以内でエッセイやショートストーリーを書くというものでした。
2019年は「note」から、2020年は「Short Note」から参加しました。いずれも入賞に選出いただいたのですが、このたび「Short Note」が閉鎖されることとなり、その作品をどこかに残しておきたく、かつて書いた「旅する日本語」作品全てをここにまとめようと思います。
タイトルの「#」はテーマとなった言葉です。

ファンレター

催花雨

紫さん、日々のアップ、楽しみにしております。
「催花雨」を拝読し、ありがちな光景が美しく描かれているなあ、と素直に染み入ってきました。
俳句ではないのに、俳句のような。季語を散文に使う技的なところもいいなあ、と。

有り難うございました!

返信(1)

村山さん、「催花雨」も粋な言葉ですよね。雨がもたらす春の花はあえて桜ではなくクロッカスとしてみました。北では雪解けのあとの地面から最初に咲く花なのです。
俳句のような、とは嬉しい言葉です。いつもありがとうございます。