ロクに読んでねえ

[自己啓発]

141

68,883

31件のファンレター

読書記録的に。
或いは、文学を語りたいときに。
そして、次の作品へのヒントを得るために。

*時間的な普遍性などを考慮し、11話の最終行に追記しています。ご了承ください。(2022.3.21)
*11話は、状況の変化に鑑み、追加編集しました。(2022.4.22)
*まきえ肴さん企画の「私の本棚」に、参加しました。独自の工夫がありませんが、よろしくお願いいたします。(2022.12.18)

ファンレター

18話~

村山さん、こんにちは。
18話の、あの会議中に松尾君がケガをした場面、憶えてます、覚えてます。
顧問の教師もいないのがそもそも問題、でも父母の誰も指摘しないところが、むしろ潔い… お師匠さんの仰る通り、「潔い」ですね。

しかしあの「キャプテン」の、何がそんなに魅力的だったのか… 村山さんのこの連載をきっかけに、もう一度考えてみようと思います。
ペーソス的な雰囲気はあったけど、それは微弱だったし、熱血スポ根マンガでもなかったし、でも何か好きだったんですよね… 丁寧に描かれていた(変化球がグググと曲がるところとか)のは確かに強く残っているのですが。

論理的な展開でないところは勿論あったんですけど、作者の云いたいことが何か心をつかんでいたのか、どうしてか魅力的な作品。

話を戻すと、現代、現実的には外部委託的な「おとなの存在」が現実的なんだろうなと思います。
でも野球が好きな本人たちで、ほんとに自主的に、主体的にやる部活動、これはやはり凄い魅力的ですね。でも「責任」「ケガ」…うーん、厳しい、難しい問題です。
「分業システム」、教師の仕事はここまで、部活の専門は別の人、となっていくのが「ブラック」でなくなることになるのかな、という気はします。

返信(1)

かめさん、「部活と親の関係」を最後まで読んでいただき、有り難うございます。
「キャプテン」の魅力は、等身大の中学生を描いていることに尽きるかな、と僕は思います。

もちろんここで挙げたような、あり得ない状況や結果も多々あるのですが、
それでもその他のスポーツ漫画と比べれば、明日の自分に起こり得る話を圧倒的にしていますよね。

だからこそ、部活とは、そして学校、教師、親はどう関わるのか、というテーマも描けるのだろうな、と大人の今は思います。
ガンダムもそうなんですが、僕は最初の作品にはまり過ぎ、続編を受け付けられません(笑)。
墨谷高校が舞台の「プレイボール」は一度読みましたが、繰り返しはせず内容は覚えていません。
作者が違う「キャプテン2」は読んでみたいけれど、なんだか怖いです。

分業は雇用の創出にもなるので、部活に限らず悪い話ではないと思うのですが、いろいろ問題が生まれそうですよね。



野球と言えば、、、、定位置にいて落ち着きますね(泣笑)。
今後ともよろしくお願いいたします。