私の日曜日

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4件のファンレター

『絵本の読み聞かせ』に出会った時のわくわくした気持ちを思い出してこの物語を書きました。
作中の敏江さんの言葉は、私に読み聞かせの楽しさ、難しさ、奥深さ、素晴らしさを教えてくださったK.M.先生の言葉です。

ファンレター

素敵な、温かい児童文学!

宏海ちゃんという女の子の気持ちが、本当に丁寧に、生き生きと描かれていて感動しました!
大人から見た子供ではなく、本当に子供の感じたままが等身大に描かれている印象で、優れた児童文学の読後感がありました。
子供が主人公の作品だから「児童文学」というわけではなく、大人が子供を描く場合、往々にして「大人の小説」になってしまうんですよね(設定は子供のはずなのに、考え方や感じ方が「大人」すぎたり…とか)。
でも、しおむすびさんのこの作品は、子供が感じた寂しさや喜びがそのままの温度や湿度を保って描かれていて、まぎれもない児童文学だと私は思いました。
前半の「日曜日のさみしさ」が心に刺さりますし、その後の図書館での描写なども、正に宏海ちゃんの目が見、肌が感じた世界という感じがしました。だからこそ、宏海ちゃんが初めて知った「人に物語を読み聞かせる喜び」がとってもリアルに伝わってきて、生き生きとした感動を覚えます!^^

私なんかがこんなことを言うのは本当に余計なおせっかいで恥ずかしいのですが、しおむすびさんの大人向きの作品ももちろんすばらしくてファンですけれど、ジャンルの一つとして、今後意識的に児童文学の方向で書いたり、そういう賞に応募したりすることをお考えになってみてもいいのでは…と思ってしまいました(実は『中田さんの黒髪』などの「コロシリーズ」を拝読した時も、そう感じていました)
もちろん、私の無責任で勝手な感想に過ぎません。「わかってないやつが変なこと言ってる」と、どうか笑ってスルーして下さいませ~(*^^*)

返信(3)

南ノ様

過分なお言葉……
ありがとうございます( ; ; )
私が「読み聞かせ」に出会った時の喜びや感動を乗せて書きました。
たぶん私は大人の物語は書けないなと最近つくづく気づいて…。お題が出ても、どうしても大人の物語を思いつかないのです。
いつまでも大人になれない五十路です…。
でも、子どもや、大人になる少し前の心を描くのが楽しいです。絵本は書けないし…。児童文学を勉強したいです。
涙が出るアドバイスをありがとうございます。

ちなみにさきほど、結局ポチった『私にふさわしいホテル』が届きました(*^^*)
バイタリティー溢れる主人公の物語、楽しみです!

そして先日、三奈乃さんの『リンゴ飴』が大好きだとファンの気持ちダダ漏れなまま書かせていただいたのですが、『奇譚草紙』も大好きです。書評やエッセイも……。変幻自在な三奈乃さまワールド、万華鏡のようです。

いつも温かいお言葉と学びにつながるメッセージをありがとうございます。
『私にふさわしいホテル』!とっても面白い作品ですので、しおむすびさんが「ポチッ」として下さって嬉しいです~^^
実は『とほほでいず2』の第55話のお写真の中にあの本が写っていたのを見て、「も、もしかして私の書評を参考にして下さったのでは…⁈」と思っていたのですが、柚木麻子さんは有名作家ですし、単なる偶然かも…(もし違っていたら恥ずかしい!)と、それきりになってしまっていました。
この間『FUTURE』にファンレターを送らせていただいた時、しおむすびさんがご返信の中で、あの本を図書館で借りたと書いて下さったのを拝読し、すごく嬉しかったのですが、「ura*とほほでいず*」(定期的に拝読しています^^)に、図書館で借りた本がかなり汚れて、傷んでいたという内容が書かれていて…><(図書館の本、皆さんきれいに使ってほしいですよね…)それでとても気になっていたのです。今日レターに書いて下さって、とても嬉しかった次第です~(*^^*)

あ、それから児童文学のこと、なんか生意気なことを書いてしまってすみません。どうか誤解しないでいただきたいのですが、私はしおむすびさんの『タクシーに乗った恋のキューピッド』や『新婚旅行の夜に』などの「大人小説」も大好きなんです。「FUTURE」も大人小説で、どの作品もすごい完成度だと思います。
私が申し上げたかったのは、「大人小説」と「児童文学」を両方書ける方って少なくて、すごい才能だと思うんです(私なんて「児童文学」を読むのは好きなんですが、自分ではとても書けないです…><)
「大人が子供を演じているような作品」(変なたとえですが、「名探偵コナン」の高校生コナンが無理やり小学生を演じているような)ではなく、「子供の感じ方や皮膚感覚がそのまま描かれた作品」が書けるしおむすびさん、本当にすごいです!
私はしおむすびさんの作品のファンなので、これからもいろいろな作品を読ませていただきたいです。お伝えしたかったのはそういう意味なのですが、前に差し上げたレターの内容がちょっと言葉足らずだったようで申し訳ありませんでした。
長々と書いてしまい、重ね重ねすみません。どうかストレスに感じないで下さいませ~(*^^*)
三奈乃様

ありがとうございます(;_:)
「児童文学」をジャンルとして意識したことがなく、(「私の日曜日」も三奈乃さんに言っていただくまで主人公がこどもだということに気づいていなかった節もあり……)「学んでみたい」という気持ちがムクムクと湧いています。たくさんの大好きな児童文学作家の方々…佐藤さとるさんや柏葉幸子さん、工藤直子さん、まつおやすこさん、加古里子さん、福永令三さん……わくわくして読んだあの気持ちを思い出して学びたいです。まずは『少女ソフィアの夏』でしょうか(*^^*) 小学生の時にねだって買ってもらったまま積ん読(どんだけ!)の『冒険者たち ガンバと十五ひきの仲間』も、「そろそろ読めよ!!」と怒っていそう……。
今まで何度も『三奈乃の読書日記』を参考にさせていただいています。『むらさきのスカートの女』はすぐに借りに行きました。
なんなら紹介してくださっている本、全部読みたいぐらいです。
『私にふさわしいホテル』私の手もとに参りました。わくわく。。
uraとほほのほうも読んでくださっているなんて…ありがとうございます。書きたい放題、垂れ流し系でお恥ずかしいです……。
今からまた学べることがうれしいです。
大げさに言うと「生きる希望」です。
三奈乃さん、ありがとうございます。