願いを纏って

作者 mika

[現代ドラマ・社会派]

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4件のファンレター

着方教室の新しい生徒、菫さんはなぜかいつも不機嫌そう。
彼女が持ってくる着物や帯には、ある違和感があって……。

お題「ツンデレ」はコミュニケーションの下手な性格と解釈しています

※表紙はAdobe Stockから二本杉さまの作品を使用させていただきました。

ファンレター

美しい作品

こちらの作品も大好きです。『一杯の紅茶のためなら』と同じくらいに。
mikaさんの文章はイメージがしっかりと寄り添ってくれます。
着物や模様、色彩の言葉が、存在感を持って物語をかたどってくれる。「白地に瑠璃紺の朝顔」、「藤紫色の矢羽根柄」、「梔子色の羽裏」、「深緑地に遠州椿」……ほんの一部ですが、風情あるゆかしい和の言葉は宝石のよう。
そしていつもmikaさんの作品から感じるのですが、誠実さ、温かさが行間から滲んでくるのです。
今回の登場人物二人もそれぞれに魅力的。
とても贅沢な読みごたえ、楽しい読書時間でした。
(気候が変わりやすい時期です、無理せず体調にご留意ください。返信不要です(^^))

返信(1)

佐久田さん、お仕事がお忙しいなかでお読みいただき、どうもありがとうございます。
『一杯の紅茶のためなら』も覚えていてくださったのですね! 本当にうれしいです^^

今回のお話は、視点人物が着方教室の先生という設定なので、色も和名を意識して使い、伝統の織物や文様についても、自明のこと(語り手にとっては)として、ほとんど説明せず書きました。なので、分かりにくいかな、と心配していました。
佐久田さんに、色や柄のイメージが存在感をもってしっかりと伝わり、ほっとしています。

「風情あるゆかしい和の言葉は宝石のよう」というお言葉に、わたしも心から同意します!
お話の中で登場させた着物や帯、羽織は、わたしの母や祖母から譲り受けた品や、わたし自身が選んで誂えた品がモデルです。
朝顔の柄の帯は、江戸琳派の鈴木其一の朝顔図屏風の絵を染め帯に仕上げたものでした。元の絵が素晴らしいので、夏になると一度は締めたくなる、清々しい帯です^^
着物の文様や柄を通して、歴史の息吹を感じることができるのが、着物を纏う楽しさのひとつであるなぁと思っています。

わたしの体調にもやさしいお気遣いをいただき、胸がいっぱいになりました。しゃべログで連載中のテーマの方も近いうちに再開したいと思います。
勇気をいただける、あたたかいお言葉を寄せてくださり、感謝いたします。