青銀の風2

[ファンタジー]

56

7,082

8件のファンレター

 青銀の風、攻防編からの続きです。ここからはアダルトな表現や、倫理的にどうなのか、というストーリーが入ってきますので、書いて良いものかしばらく逡巡しておりました。一年近く経って、気持ちが定まってきたのでまた再開します。今後は未熟ながらR表現もはいりますので、2として分けることにしました。
 ゆっくりとですが、完結にむけて少しずつ進んでいきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

ファンレター

戦の物語

ここまでリアルに、そして面白く「戦」を描ける不二原さん、本当にすごいです‼
それまでに散りばめられてきた伏線が、第7話、第8話で見事に回収されていくのを読ませていただきながら「おお!」と思わず感嘆の声を上げてしまいました。
しかも、第9話の末尾から、不二原さんがいかに参考文献を読み込んでおられるのかがわかって、敬服しきりです!
きちんとした科学的な資料に裏付けされているからこそ、奇想天外な戦略がリアルに、生き生きと描き出されるんですよね(*^^*)

それにしても、「頼む、〇の神、〇の神」と「祈るようにつぶや」く清那さま。絵になりますね~!
『三国志』の「赤壁の戦い」における孔明の名セリフ「万事倶に備われど、ただ東風を欠く」をどこか思わせながら、清那さま特有の艶な感じがたまりません……(ウットリ)

返信(1)

 南ノさん、ご感想をいただきありがとうございました。今回ちょっとこじつけっぽい合わせ技でしたが、温かいお言葉に感涙しています。
 本当は、資料を付けないで話の中だけで完結できれば良いのですが、今回読んだ資料がとても面白くて思わず続けて書いてしまいました。山頭火の「分け入っても分け入っても青い山」って、植物の発散するテルペン類のせいかもしれないという文献は目から鱗。青々と――は、すがすがしいという意味の表現なのかなと思っていましたが、科学的解釈にびっくりです。そう言えば「青春」の「青」は五行の木から来ているらしいのですが、もしかして昔の人は本能的に気がついていたのかな、と想像するとそれだけで(違っているのでしょうが)ワクワクします。
 資料を出すと、流れもストップしてしまうし、舞台裏を見せるのも興ざめで、どうしようかとけっこう悩んだのですが、言及いただきありがとうございました。いつも元気が出る感想、本当にありがとうございます。