前回、まさかの展開に度肝を抜かれた桐乃が参りました。
今回も、のっけからの意外な雲行きに「そうきたか！」と思わず膝を打ちました。表向きはゆるふわ系のシナモン、奥が深すぎる……！かわいい顔に不似合いなほどの大がかりな土木系のスキル、そこから来ていたんですね。本人はバレていないつもりなのに、じつは周りにバレバレなのもおもしろくて。
セージを看破した「思考のクセ、思い込み」という指摘には目から鱗が落ちました。なるほど！そのことに気づいた高校生メンバーたち、すごすぎる。比べるのもなんですが、セージとどちらがほんとうのおとななのかわかりませんね。
その後のビーチョコメンバーたちとのほんわかしたやりとりに癒されます。
そして、俺様ヒイラギフルボッコ(笑)　彼は今回、大活躍でしたね。似た者同士のサンショウと馴染んでいるのもツボです。リコリスをまえにして、だんだん弱気になっていくさまが微笑ましく、テンション爆上げの女子たちの背後からにやにやと眺めさせてもらいました(性格悪いw)
ブバリア奇襲の顛末は絵面を想像すると地獄絵図そのもので、今回の対ヒイラギのときも思いましたが、リコリスちゃん最強説がわたしのなかで不動のものに。
ルクリアの顛末、ヒイラギの陥落、そしてセージやジンジャーの変化。ナンテン教授の「人との出会いの化学反応で、なにが起きるかわからないというのは愉快ですね。まさに人生。」ということばがまさしく真理をついていると感嘆しました。わたしもちょうど書いていた『青い鳥のゆくえ』という日記のなかで、そんなふうなことを考えていたので、あまりのタイムリーさに驚きでした。シンクロしたみたいで。
前回の緊張感が一気にほぐされて、いいかんじに中和された、そんな回でした。結果として、荒業なしで(G先輩は別格で)あらゆる危機を回避できたのはすごいです。毎回、先の展開がまったく読めなくて、どきどきわくわくしながら読み進めております。佐久田さんの想像力の翼がもはや鳳凰レベルで、拝むしかありません(合掌)。
今回も堪能いたしました。楽しく奥深い物語を読ませていただいてありがとうございます。何度か読み返したのですが、最初の一回しか「いいね」ボタンを押せないのがなんとももどかしいですね。この熱量をどこにやれば！と鼻息あらくファンレターを書き綴っております。毎回長文なのは熱量のやり場に困っているせいだと、生暖かい目で受け流していただけましたらしあわせます(>_<)
次はとうとう最終話、5部を読ませていただきます！

【追伸】キャラの名前をいつも呼び捨てにしてすみません(>_<)
わたしは物語を読むときは作中で呼ばれているとおりに脳内展開しているので、コメントを書くにあたってオリジナルキャラたちを試しに「ちゃん付け」「くん付け」してみたのですが、どうにもしっくりこなくて。お気を悪くされていたらすみません(ﾍﾟｺﾘ

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