ファンレター
短冊よりもあなたへですね
「ささやくことの葉さらさらゆれる」
この行が、とくに素敵な表現だなと思いました。
風に巻き上げられながら、想いとともに空に運ばれた言の葉は、いったいどんなものだったのでしょう。
織姫のように、恋しい想いが乗せられたのかな。
月のように柔らかな、包み込むようなものだったのかな。
とても想像が膨らみました。
【2020.8.14 作者追記】
水沢せり様
ファンレターありがとうございます。
もしかして、わざわざアカウントを作ってくださったのでしょうか。ありがとうございます!
いつも素敵な詩を作っていらっしゃる方からコメントをいただけると、やっぱり嬉しいな、作ってよかったな、って、心から思います。
ご注目してくださった『星めぐる舟へ』の「ささやくことの葉さらさらゆれる」の部分は、冒頭の「ささの葉」に掛けてみました。
なので敢えて、「笹」も「囁く」も漢字は使わず平仮名です。
届けたいその「ことば」については自分の中では「これ」という確たるものがあるのですが、この詩に触れてくださった方のひとりひとりに、きっと誰かへ届けたい想いがあるはずだと思いますので、それぞれに感じたまま言葉を選び情景を浮かべていただけたら嬉しいなと思います。
想いは風に乗り、そして星の彼方へ。
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