月男ーtsukioー

[ファンタジー]

27

1,818

2件のファンレター

ぼくの名前は月男ーtsukioー

ファンレター

パステルカラーのセンチメント。

しおむすびさん、おはようございます。
僕にはこの作品がパステルカラー……というか、クレパスとかクレヨンで描かれた絵がついた絵本のように思えました。全体から優しさが伝わってくる。
そうそう、ぼくとしては「地球を分け隔てる壁なんてどこにもなかった」は、『国境線上の蟻』という音楽アルバムを思い出しました(そのバンドのボーカルはベンジーという名前で、椎名林檎さんが「そしたらベンジー、あたしをグレッチで打って」のベンジーです)。人間には国境があるけど、国境線は人間が決めたものなのでそこに住む蟻は国境なんてない、みたいな。
タイトルの『月男』って不思議なタイトルに、僕は、1989年に公開された塚本晋也監督による映画『鉄男』(てつお)を思い出しました。実は塚本監督の映画にはそのベンジーのバンドのドラマーが出演しているのですよー。

月にへばりつくイメージ、僕は最初、『星の王子様』思い出したんです。このレター、硬派なのばかり引き合いに出してしまいましたが、本当はセンチメンタルに読みました。本当は、ね。あはは。

返信(1)

るるせ様

もったいないお言葉の数々、ありがとうございます。
BLANKEY JET CITYも、椎名林檎さんの『丸の内サディスティック』も、塚本信也監督の『鉄男』も私は知らずに生きていました。
『星の王子様』は読んだことはあり、今も本棚にありますが、さらっと読んでとくにしみじみとなにかを感じたような記憶もなく……。
ずいぶん雑な感性のまま生きてきたようです。
まだまだ私が知らないかっこいいものやすてきなものがこの世界にはたくさんありそうです!
いつも未知の世界への扉を開いてくださってありがとうございます。
この作品は、正解や不正解とか文字数とかほったらかしてすきなように書いてみました。
そんな作品にメッセージをくださってとてもうれしかったです。

話は変わりますが、るるせさんのしゃべログ『珈琲フロート・ダークリー』の今日の最初の二文にきゅんとしました。
るるせさんが書かれるからこそかっこいいというかたまらないというか……。
こんな書き方すると失礼になってしまうかもしれないですが、もがきながら、苦しみながら、楽しみながら、執筆を続けておられるるるせさんがこの言葉を放たれたことが愛おしいというか、そうであってほしいというか、輝かしいというか……。
わけわからなくて申し訳ございません。
すごくうれしかったです。