[ファンタジー]

42

3,504

7件のファンレター

認知症の母を施設に預けた高子は度重なる呼び出しに疲れ果てていた。
コロナ前に書いた小説です。コロナ禍の今考えると、例え呼び出されて大変だったとしても、肉親に会えるのは幸せなのかな。(小説家になろうにも掲載あり)

ファンレター

感動しました!

1000字ちょっとで、ここまで表現できるとは!
不二原さんの作品にはいつも圧倒されますが、これも素晴らしい作品でした。介護や看取りに関する話はどうしても暗くなりがちですが、これは本当に温かいストーリーになっていますね。お母さんが最後のエールをくれるラストに心が震えます。
感動をありがとうございました^^!

返信(1)

 お読みいただきありがとうございました。
 かなり以前に書いた話なのですが、今回入院した家族と会えないという事態になり、凹みました。病状的ではなく、コロナ禍のためだったのですが、もし会えないまま何かあったらどうしようとかなり心配しました。会えて手が握れる、本当に幸せなことだと感じました。そういうこともあって、ふと以前に書いた話を思い出し掲載しています。介護、そして別れ。どんなに一生懸命やってもどこか後悔が残る気がします。送られた側から励ましのメッセージが届けばいいのにと思いました。
 温かいストーリーになっていると書いていただきうれしいです。
 ご感想大変ありがとうございました。