[ファンタジー]

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7件のファンレター

認知症の母を施設に預けた高子は度重なる呼び出しに疲れ果てていた。
コロナ前に書いた小説です。コロナ禍の今考えると、例え呼び出されて大変だったとしても、肉親に会えるのは幸せなのかな。(小説家になろうにも掲載あり)

目次

完結 全1話

2022年01月07日 22:00 更新

登場人物

登場人物が未設定です

ファンレター

とても優しくあたたかい

とてもあたたかい、心に染み入るような作品ですね。 何度読み返しても、目頭がじわりと熱くなります。 とても短い作品ですが、高子さんとお母さんの思いが詰まっていて、とても充実した読後感を味わえました。 この作品を読めて幸せです。 これからも期待しています。 ありがとうございました。

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温かな温度

私事ですが、父親の看取りに消化不良感があったため、こういったテーマに向き合うことがちょっと辛くて感想を棚上げしていました。(でもこの作品はずっと心に引っかかっていました) 最近になって、満点の介護や看取りは存在しないだろう、後は遺族が各自気持ちの落としどころを見つけて、「時薬」に頼ればいい、と思うようになりまして……。 そして改めて拝読しました。作品から伝わってくる思いやり。主人公は自分の身代わりを作る思いやり、そしてそれに騙されてあげる母の思いやり。 深いラストでした。「手」を介して気持 ... 続きを見る

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響きました。

言葉はなくとも気持ちは伝えられる。その事を教えてくれる作品でした。

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素直な気持ちで

ファンレター失礼します。他の方々のレターを読み、お邪魔しました。 評判通りの好い作品だなあ、と素直に感動できました。 子育てもそうなんですが、 家族の義務、押し付けられている、就労の邪魔というような扱いと 家族の絆はやっぱり重要という意見とがどっちも膨張しているような気がして、 かえってやりにくい世の中になっていないかなあ、 と感じてしまいます。 そんな中でこういう作品を読めたのは良かったです。 素直に、そうだよなあ、と思えます。有り難うございました。 追伸)以前拝 ... 続きを見る

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感動しました!

1000字ちょっとで、ここまで表現できるとは! 不二原さんの作品にはいつも圧倒されますが、これも素晴らしい作品でした。介護や看取りに関する話はどうしても暗くなりがちですが、これは本当に温かいストーリーになっていますね。お母さんが最後のエールをくれるラストに心が震えます。 感動をありがとうございました^^!

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今晩は。 ファンレターの一覧を見て、こちらの作品に心を強くひかれて読みました。 優しく分かりやすい文章には、考えさせられるものが多くありました。高子さんのような方は多いと思います。働くひとに介護することは大変ですね。お母さんも高子さんの立場を理解されていたのだと、最後の場面で胸をつかれました。ひとは哀しくて、不思議な現象も呼ぶのですね。母の愛は偉大だと思いました。

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やさしくて、リアルなファンタジー

親の介護という、現代社会では誰にでも起こりうる普遍的テーマを、決してきれいごとではすまない現実の姿として描き出しながら、いつの間にかラストのやさしいファンタジーに導いていく巧みな構成がすばらしかったです。 高子さんの行動が十分共感できるものだからこそ、お母さんの最後の一言とラストの小さな奇蹟が、リアルに、そしてしみじみと心に迫る気がしました。とても好きな作品です(*^^*)

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小説情報

執筆状況
完結
エピソード
1話
種類
一般小説
ジャンル
ファンタジー
タグ
手, 介護
総文字数
1,013文字
公開日
2022年01月07日 21:31
最終更新日
2022年01月07日 22:00
ファンレター数
7