氷の化粧

作者 銀狼

[現代ドラマ・社会派]

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人は時として魔が差すこともあれば、一線を越えようとすることもあるでしょう。多くの人は内なる欲望と闘いながら、幅四寸の二河白道(にがびゃくどう)を一歩一歩進んで行きます。逃れられない男と女の迷路、果たして主人公がその先に見たものは。。。
※既に投稿済みの作品を、読みやすいように分割しました。
※この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは 一切関係ありません。
※怖いシーンがあります。苦手な方はスルーして頂ければと思います。
※書影出典はアトリエに。

ファンレター

ホラー小説としても読めますね!

銀狼さん、こんばんは。本日はこちらの作品を拝読しました。

人間のもつ他人への想い、情念というものが、その相手に作用する様を、
実に興味深く描かれていたと感心しました。
外資系企業での苦労を描くという、リアルなお話は銀狼さんの作品らしいですね。
ガテン系ではなくとも、通底するものを感じます。

それらと合わせ、ホラー小説という方向でもいけると思いました。怖いです。かなり。

有り難うございました。

返信(3)

村山さん、こんばんは。一話長文、いつもご負担をおかけしますが、最後までお読みいただき有り難うございます。
怖さにリアリティがあるというご感想はとても嬉しいです。なぜここまで、書いた動機は? 人の世に、「一線を越える」という言葉があります。自殺、殺人といった怨念の世界だけではなく情念の世界にもあると思います。それに伴う恐怖の段階は、他人、知人、身内の順に高くなり、今回は最悪のケース。そして、さらに怖いことは、人間である以上、リスクは誰にでもあるということ。棲む世界にかかわらず。。
改めて、有り難うございました。
銀狼さん、返信ありがとうございます。
一話長文、ちょっと躊躇するのは正直なところではありますが、読む際の負担は無いですよ!
恐怖の段階、なるほどそうですね。参考になります!

そしてリアリティのという点で一言、すみません。
文中に「心臓動脈」という単語が出てくるのですが、一般的(医学的)な用語にはないと思います。
血栓の説明では、心臓の一部分である「左心房」から血栓が飛ぶことが多いです。
また、後半の致命傷については、「(胸部)大動脈」あたりに相当するのかな、と思いました。

素晴らしい内容でまとめておらるので、水を差すのもどうかと思いましたが、
ここで用語を整えておくと、なお一層良い作品になるものと愚考し、コメントさせていただきます。

もしお気に障る場合は、本返信を削除いただければと思います。
今後とも、精進していきましょう。
よろしくお願いいたします。
村山さん、有り難うございます! 気に障るなどとんでもございません。ご指摘は信頼の証、率直に嬉しいです!
ご教授いただきました二か所、早々に修正いたしました。
人間の尊厳にかかわる小説、リアリティが改善され、モデルとなった人も微笑んでいると思います。(合掌)