ファンレター

大好物そして大満足

「ふりゃりと笑う」で、咲ちゃんの造型が浮かび上がります。控え目ながら天然ドジっ子、清らかで邪心が無く無防備。お弁当屋さんに咲ちゃんみたいな定員さんがいたら、私もご贔屓筋になりますね。アットホームで明るく楽しい人情ドラマが進行する中、咲ちゃんの幸の薄さがほんのり透けて見えて……。
そこに、嵐のように割って現れた継母は人格障害ってことでいいんですよね!? 対抗する鹿島親子の気っぷの良さ、啖呵が快感、いいぞ、もっとやれ! そして桐乃作品名物、絶対IQ高くて羊の皮を被った狼テイストの弟はスパイス的存在ですね。
あ……私ったらベラベラと喋っちゃってすみません、ネタバレ領域犯していますか? でもごめんなさい、止まらない。そしてそして、全話通して咲ちゃんと草太の絡みに、焦れ焦れしてジタバタですよ!(キレ気味)これは私の好物のアレじゃないですか、お互い好意を持っているのに、女が鈍感、男がぶっきらぼうで俺様、誤解してギクシャクしてヒリヒリするアレ。この現象に名前はあるのでしょうか。とにかく咲ちゃんの言動が可愛すぎる。これは、うん、草太、気持ちは分かる、あんたは悪くないって感じです。草太、とてもいいヤツ(笑)。咲ちゃん絶対に幸せになって欲しい。この後日譚も読んでみたいなぁ。興奮していてすみません、とっても楽しかったです!!

返信(1)

佐久田さん、長いお話を最後まで読んでくださってありがとうございます!
たまにイラッとするくらい鈍感な主人公ですが(笑)、そういっていただけてうれしいです。
わたしがアニメ版『マジ・カン』のカルダモン推しという理由がおわかりいただけたかと思います。正義感の強いヤンキーキャラ大好きなんです(*´艸`) 草太とおかみさんの武闘派親子は書いていてとても楽しかったです。
あの継母はそうです、ガチの人格障害です。その息子(咲の弟)はあの歳ですでにサイコパス予備軍ですね(汗)
いえいえ、大丈夫です。ネタバレになるような展開などない、一部を除いて至って平和なお話なので。
あれですね、近藤優名さん激推しのプラトニックラブみたいな(笑) 端から見れば好きなのまるわかりなのに、本人たちはすれ違いでぎくしゃくしたりする現象。焦れったくて甘酸っぱいあれ、わたしも大好きです(*>ω<*)
このお話は【花と修羅】というサイトの運営さんからお声をかけていただいて、当時Web上で活躍されていたほかの方々に混ざって、アンソロジー企画の末席に参加させていただいた思い入れのある作品になります。締め切りギリギリまで仕上がらなくて、企画担当の方をヒヤヒヤさせてしまっただろうなと、いま思い返しても申し訳なく冷や汗が出てきます(汗) アンソロジーページへのリンクが切れていたので、もういいかなと思ってこちらへ引っ張ってきました。
佐久田さんに楽しんでいただけたなら、とてもうれしいです(*^^*)
胸熱なコメントをありがとうございます!