青銀の風
「波間の真珠」と呼ばれるオアシスに作られた美の砦、美術工芸研鑽学院。そこは周りを砂漠によって囲まれ、他国の干渉を受けることなく自由な芸術が花開いていた。しかし砂漠を取り囲む3つの国の均衡は崩れ、美の砦にも暗雲がたちこめる。
絵師を目指し砂漠を越えて美術工芸院にやってきた明朗快活な青年、麗射はこのオアシスで個性的な人々と出会いながらも、次第に砂漠を囲む国々の動乱に巻き込まれていく。
魔法のないファンタジーです。2020年5月までセルバンテスで連載をしていました。これからこちらにお世話になります。よろしくお願いします。
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108話
久々の青銀の風、とページを開いたら、とてもシリアスでリアルな場面。
確かに敵は強大、一時的な勝利に酔いしれる余裕は皆無。戦を始めてしまったために、引くに引けない「詰み」のような状況が麗射たちを追い詰めていく。リアルでとても緊迫感あります。
麗射の瞳の奥の「底知れぬ虚無の業火」という表現、登場人物たちが、人生に揉まれ変わっていくさまに読みごたえを感じています。
私は今回、ラストで清那にグッときました。清那推しになりそう。清那は完璧過ぎて、今までちょっと遠巻きに見ていたのですが、最後の描写にやられました。今回もどっぷり世界にハマり、面白かったです。
返信（1）
お読みいただきありがとうございました。『青銀の風』主人公はアホが付くくらいの純度の高いお人好し、そしてヒロイン（？）の一人清那はご指摘の通り完璧すぎて書いてて面白くない。ちょっと行き詰まってしまって『紺碧の波』に逃げていたんですが、ギャグ成分を使い果たし、こちらに舞い戻ってきました。
攻防編では戦乱に巻き込まれて、彼らももう理想とか正論を振りかざすことができなくなってきています。麗射は黒麗射になりつつあり、そして清那も家族を殺され還る場所を奪われ、ただの賢い美少年では居られなくなってきました。彼らがどう変って（ねじれて）いくのか、私も楽しみです。（ボンヤリとしか先を決めていないので、書くまでわからないといういい加減さ……）しばらくシリアス展開になります。また、お気が向かれたらご来訪ください。
ご感想大変ありがとうございました。
ワクチンエッセイ楽しみにしています。初めて読む話題が多く、世間の動向がすごく良くわかります。（緻密に調べられているなあと感嘆しています）免疫の仕組みがとてもわかりやすかったです！！！
攻防編では戦乱に巻き込まれて、彼らももう理想とか正論を振りかざすことができなくなってきています。麗射は黒麗射になりつつあり、そして清那も家族を殺され還る場所を奪われ、ただの賢い美少年では居られなくなってきました。彼らがどう変って（ねじれて）いくのか、私も楽しみです。（ボンヤリとしか先を決めていないので、書くまでわからないといういい加減さ……）しばらくシリアス展開になります。また、お気が向かれたらご来訪ください。
ご感想大変ありがとうございました。
ワクチンエッセイ楽しみにしています。初めて読む話題が多く、世間の動向がすごく良くわかります。（緻密に調べられているなあと感嘆しています）免疫の仕組みがとてもわかりやすかったです！！！