青銀の風
「波間の真珠」と呼ばれるオアシスに作られた美の砦、美術工芸研鑽学院。そこは周りを砂漠によって囲まれ、他国の干渉を受けることなく自由な芸術が花開いていた。しかし砂漠を取り囲む3つの国の均衡は崩れ、美の砦にも暗雲がたちこめる。
絵師を目指し砂漠を越えて美術工芸院にやってきた明朗快活な青年、麗射はこのオアシスで個性的な人々と出会いながらも、次第に砂漠を囲む国々の動乱に巻き込まれていく。
魔法のないファンタジーです。2020年5月までセルバンテスで連載をしていました。これからこちらにお世話になります。よろしくお願いします。
ファンレター
刻一刻と重苦しさを増す戦況の中、トリックスターのように走り回る奇併とツレの縁筆など、見どころ満載です。(ネーミングが絶妙!) 中でも115話『牢獄門』、清那と牙蘭が対峙するシーンにあふれる物語の色気といったら……急に画面が引きでスローモーションになったかのよう、多くを語らないのに、互いへのリスペクトが胸に刺さりました。牙蘭の肉体美が際立ちます。まさに名場面でした!
激しい戦闘シーンが続きますが、人々が前向きなので救いがあります。そこへ行くと、主人公の麗射はちょっと頼りないかな……(笑)。でも懐かしい仲間の再登場に助けられましたね! いろいろ伏線回収されていて、へえ~!の連続でした^^。 そして水音の道、やっぱり他の通路があったんですね。どうにか逃げられそうでほっとしました。しかしその道はどこへ通じているのやら……また続きを楽しみに読ませて頂きます。
不二原さん、こんにちは。今日は120話のみ読ませて頂きました。 学院長が残した地図に驚き! いや、これだけ詳しく構想を練った不二原さんに驚き(笑)! 星型の砦は、防御力ばっちりらしいですね。 続きは来年、読ませて頂きます。良いお年を!