青銀の風
「波間の真珠」と呼ばれるオアシスに作られた美の砦、美術工芸研鑽学院。そこは周りを砂漠によって囲まれ、他国の干渉を受けることなく自由な芸術が花開いていた。しかし砂漠を取り囲む3つの国の均衡は崩れ、美の砦にも暗雲がたちこめる。
絵師を目指し砂漠を越えて美術工芸院にやってきた明朗快活な青年、麗射はこのオアシスで個性的な人々と出会いながらも、次第に砂漠を囲む国々の動乱に巻き込まれていく。
魔法のないファンタジーです。2020年5月までセルバンテスで連載をしていました。これからこちらにお世話になります。よろしくお願いします。
ファンレター
1～10話
リスペクトする不二原さんの超大作、ちゃんと襟を正して読まなければ、と思っていました。再開とのことで、開いて読んでみたら止まらなくなって！ 10話読み終えたところで、今、息を整えています。美術学校、芸術家の話かと思いきや、初っ端から主人公のピンチ！ そしてアクション、怒濤の展開にさすが不二原さんと。テンポのいいストーリー運びと吟味された言葉、色の描写が美しいですよね。「頭の回転軸が違う」と言われてしまう（笑）大物の主人公がとても魅力的です。今がＧＷでよかった、大切に読み進めます。(*^-^*)
返信（1）
お読みいただきありがとうございます。4ヶ月、あいだを開けていて、もう皆さんから忘れられているだろうなとちょっと悲観的に再開しました。ご感想をいただけて、なんかほっとしました。うれしいです。でも、だらだら長くてすみません（汗）本日の18時に各編のあらすじを上げていますので、だるくなったらジャンプしちゃってください。（お暇なときに……）
佐久田さんの独特のペーソスというか、味のある筆が欲しいなあと思います。今回の家族小説2000もすごく好きだったし、マレビトの出てくるタロットカードの雨もとっても好きでした。さらりと泣かせてくれる、ああもうこれは才能だなあと毎回うらやましい成分たっぷりのため息をついています。
佐久田さんの独特のペーソスというか、味のある筆が欲しいなあと思います。今回の家族小説2000もすごく好きだったし、マレビトの出てくるタロットカードの雨もとっても好きでした。さらりと泣かせてくれる、ああもうこれは才能だなあと毎回うらやましい成分たっぷりのため息をついています。