バイブル・フード・レシピ

作者 mika

[学園・青春]

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9件のファンレター

☆第1章完結しました!
この秋、翠はミルトス大学高等学校に編入してきた。
ミルトス高校はキリスト教精神によって立つ学園。礼拝や授業に戸惑う翠だったが、聖書に登場する食事を再現しようと試みる家庭科部の仲間たちと一緒に、楽しみながら聖書を学んでいく。

※アイコンはAdobe Stockから四ッ谷さまの作品を使用させていただきました。

ファンレター

第9話

久々の更新、楽しく拝読しました!
三人の少女たちのわちゃわちゃとしたやりとりが軽快で楽しい(もぎゅっ、もぎゅっという咀嚼音が特にツボでした)と同時に、「学ぶ楽しさ」という雰囲気に満ちているところが素晴らしいと思いました!
こういう「楽しさ」は、『有機交流電燈 ダイアローグ』のチャットノベルとしてリライトされた第1~3話にも存分に描かれていて、作品の大きな魅力になっていると感じました。
特に第2話のデカルトやラ・メトリのお話から、最後は兼好法師の『徒然草』で締めくくられるところが、いかにもmikaさんらしい、知的で柔軟な随想という感じで、とても味わい深く読ませていただきました。
それから、「せとか先生」には、mikaさんが中学時代に「お世話になった選択社会の先生のイメージ」が投影されているんですね。そういう素晴らしい先生との出会いが、mikaさんの学びの基礎になっていたのだなあ、と改めて感じ入った次第です(知的好奇心にあふれた中学時代のmikaさんを想像して、ほっこりした気持ちになりました…)

素晴らしい作品をありがとうございます(*^^*)

返信(1)

南ノさん、お忙しい中でお読みいただき、どうもありがとうございます。
ようやく再開にこぎつけました!
近日中に第1章(過越のパンの話)完結を目指して更新していきますので、引き続きおつきあいいただけましたら、幸いです。

作中のレシピにしたがって、実際に酵母を入れないパンを作ってみたところ、ふくらみのないパンケーキのような物体が出来上がりました。
食べてみると、「もぎゅっ」というパンとは思えない食感でしたね。
発酵が足りないと、このような目が詰まった生地になるのだなとびっくりしました。
平たいのでクッキーやおせんべいに近そうなのですが、意外にも「サクサク、パリパリ」した食感にはならないんです。
これは粉と水分の量が関係していると思いますが、面白いですね。

対話形式にリライトした『有機交流電燈 ダイアローグ』としゃべログもお読みいただき、どうもありがとうございます!
選択教科の授業はまさに「学ぶ楽しさ」があってですね。今振り返れば、授業の進め方や課題の出し方が、大学のゼミの予行演習のようなものだったのかなと思えます。
これからも「学ぶ楽しさ」を大事にしながら、好奇心を忘れずに、書き続けていきたいです^^