偽典・蘆屋探偵事務所録

[ミステリー]

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怪異譚×ときどきミステリ。これは探偵で陰陽師の蘆屋アシェラさんと、しがない警備員の僕、成瀬川るるせが遭遇する不思議な事件の物語集だ。

ファンレター

皐月原圭さん、レビューありがとうございます

皐月原 圭さん、丁寧なレビュー、ありがとうございます!! これから僕がどう動けばいいかの指針にもなりました。この作品の前半、「柳下鬼女の怪」と「玉藻香炉」は、(今はなくなってしまったのですが)友人たちと〈電子文芸部〉というslackを使ったグループを結成、そこでの〈企画小説〉として書かれたものだったのです。だから、実際にいる作家さんの名前が、この二話には何人も登場します(特に旭山リサさんのその後の活躍はめざましく、日本チャットノベル大賞を受賞することになります)。その二話のあと、企画から独立して小説を連載していくにあたり、考え抜いて方向転換し出来たのが、中盤からのストーリーです。この作品の舞台化……ぜひ、していただきたいものです。オファー、いつでもお待ちしております! と、いうのも、僕は高校時代、演劇部だったのです。県3位になりました(2位までが関東大会に行けて、3位の僕らは県大会で終わりました)。演劇部で「読み合わせ」とエチュードを重点的に行った経験が、僕の大きな宝物になっています。小劇場演劇、大好きでした。ひょんなことから歌舞伎町のコマ劇場で働くことになった僕は、同じ建物にある演劇集団キャラメルボックスの方々と鉢合わせすることが何度もあり、舞台袖から捌けてエレベータを使って違うところから出てくる演出のときのそのエレベータに、息を切らせて女優さんが乗ってきて、僕と二人きりになったときなどはドキドキしたものです(笑)。そして圭さんの「一杯飾り」の演出方法の提案、熱く感じました!! 舞台にできるだけなにも置かない美学もあれば、転換をなくすために舞台全体に飾り込んだ舞台装置をつくる美学もある!! そういえば、言及のあった「劇団☆新感線」ですが、見方によっては僕のこの作品、「いのうえ歌舞伎」の影響を受けてそうですよね。と、意図せずして小劇場演劇〈第四世代〉の話になりました。書きたいことはたくさんありますが、それはまた次の機会に!! 研究すべきものがたくさん見えてきましたよー! 頑張ります。これからもよろしくお願いします!!

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