泣き方がわからない(コロナ禍での葬儀と相続)

[日記・個人ブログ]

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42件のファンレター

コロナ禍により葬儀が簡略化したために泣けないとかではありません。泣けないのは自分の性格によるものです。エモが不得意なのです。創作はリハビリの一環かもしれません。みなさんもそうですよね? 過剰や欠落を抱えているから創作をしたり読んだりしているんですよね? 違う? 失礼しました。

ライブ感覚で投稿しているため、手続きについて適宜修正を加えています。

ファンレター

27話・28話 拝読しました

佐久田さん、ほんとうにお疲れさまでした。1話めからずっと拝読しておりました。
家族が亡くなると、悲しみにくれるまもなくさまざまな手続きに追われて、それらがようやく一段落したところで、ふっと、ああそうか、もういないんだな、とはじめて実感することがあります。28話の最後で、共感するあまり思わず涙ぐんでしまいました。わたしは役所で、除籍した両親の名前に×印がつけられた謄本を見たときに、その冷たさを感じました。
ご家族とのやりとりを拝見してきて、みなさん、佐久田さんをいちばん頼りにされているのだなと思いました。こんないいかたをしては失礼かもしれませんが、もっとも損な役回りを引き受けられたこと、お母さまとお姑さん、お舅さんとのあいだで緩衝材のように架け橋となられたこと、佐久田さんの懐の深さをしみじみと感じます。さぞ荷が重かったことでしょう。本来ならば子どもに背負わせるものではありません。ですが、きっと、お父さまはそれらをすべてご存じで、だからこそ、佐久田さんがご兄妹のなかでいちばんのお気に入りとなられたのではないでしょうか。過去の心ない言葉を悔いておられたかもしれません。きっと、そうだと思います。
佐久田さんの物語や、みなさまへのコメントを拝見して、慈愛にみちたあたたかいお言葉、そのやさしい眼差しは、痛みを知るからこその他者への思いやりを感じられます。そんな佐久田さんのお人柄にとても惹かれます。こうしてお話させていただくようになってまだ日も浅いわたしですが、佐久田さんはわたしの憧れのひとです。
長々と、たいへん失礼いたしました。また参上いたします。

返信(1)

桐乃さん、恐縮し過ぎて汗が出ました。私はそんなできた人間では無いので、買いかぶり過ぎです。多分すぐにバカがバレると思いますが、呆れかえらないでください。(懇願)
桐乃さんこそ、ヘビーな境遇を消化し清濁併せのむ度量、そして文章から伝わる凜とした佇まいや慈しみが素敵で、憧れです。そして少し陰りのある艶やかな世界は、私には書けないので羨望なのです。「名物が、ない。」も私の好きなジャンル。緻密でジワジワきて心に残るユーモア。どの作品も完成度が高いです……! 図々しいことに、私は妙に桐乃さんに親近感を感じちゃっています。(汗)知り合えて本当に嬉しい、こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします!<(_ _)>