戦闘記録 『時空犯』書評

[創作論・評論]

36

4,865

5件のファンレター

「書評」って、お勧めしないといけませんか?
戦い…勝ち負けや優劣を競う
闘い…困難に打ち勝つ

★一旦、「ズレズレ草」にまとめましたが、リンク設定などを考慮し、独立作に戻します。大変失礼いたしました。(2023.2.18)

ファンレター

SFミステリーはあまり読んだことがないのですが

今回はこちらを拝読させていただきました。

ミステリー系の書評はネタバレをしないように執筆しなければならないので、他のそれより難しいと思います。
それを上手く伏せつつ、思わず引き込ませる文章は、「時空犯」への興味を掻き立ててくれますね。
自分もアニメチックな表紙は正直苦手ですが、食わず嫌いせず、早速図書館に行きたいと思います(買わんのかい!!)。

返信(3)

鈴木さん、いつもありがとうございます。
終了した企画もの。そろそろアトリエの後ろに下げようかなあ、と思っていた作品を拾っていただき感謝です。
ネタバレせずに2000字。確かに気を使います。しかも、SFミステリーの読書経験も乏しく、当然背景知識なし。
頑張った方だと思います……。そして、図書館で、見つかりましたか?

本文で宣言した前作『スイッチ』を買うつもりがあるのに、本書同様に書店で偶然会ったらね、と引き延ばしています。
ゴメンナサイ!
時空犯、読了しました。

※ネタバレあり。

西澤保彦の「七回死んだ男」を彷彿とさせる作内容で、タイムリーフ物の新しいアプローチだったと思いました。
実は自分も軽度の相貌失認でして、その点でも共感できました。
犯人の意外性やトリックも丁寧に構築されて、満足度の高い作品でした。
ただ、知的生命体との展開が難解で、自分はあまり理解できませんでした。
大岩のおばちゃんが最高でした。
村上様の書評がなければ、読む機会がなかったと思います。
ありがとうございました。
今更このレターに気付きました。
結局、図書館で借りられたのですか?
設定が難しすぎると、説明部分がむしろ端折りになったり、冗長になったりするのではないか?
という疑念を、作り手的には考えてしまう作品でしたね。
有り難うございました!