第4話
文字数 877文字
「ユニコ、いや子徒歩着(ことほぎ)咲月さんっていったっけ。どうだ? 他のメンバーの1.5倍の給料払うからトゥルーロマンスに入らないか」
カクテルを7杯私に飲ませつつ、涼しい顔をして菊田Pは言った。
「そうですね。じゃあ菊田さんと寝たら2倍にしてくれるんですか?」
トイレに席を外したスキに変な薬を酒に入れられても困るので私は自ら誘ってみた。
「話が早いねぇ。うちのアイドルもキミくらい物わかりがいいと非常に助かるんだが。そうか。よし、良いホテル行こう」
いざ人生で初めて向かうラブホテルに着いた。
果たしてどう罠にはめよう。
そしてもう私は下着姿になって菊田Pの毒牙にかかろうとしていた。
「早く裸が見たいな」
「イヤ! 助けて! 誰か、お願い!!
この人にムリヤリHされる!」
スマホのボイスレコーダーアプリを起動させている私。
「ん!? そういうプレイが好きなのか?」
「いいえ。里咲ちゃんからあなたの日頃の行いは聞かされています。
今の音声は全部私のスマホに保存してあります。
これを警察に突き出されたくなければ、里咲ちゃんへのわいせつ行為をやめ、さらにトゥルーロマンスからも手を引いてもらいましょうか」
「ぐぬぬぬぬ。この女狐め! そうか、里咲の野郎が……。あの女をムリヤリ襲い尽くして逆らえないようにしておくべきだった」
「私、本職は花屋の店員なんです。里咲ちゃんからXで悩み相談受けてここまでしたってワケ」
「里咲も3年面倒見てきた礼を忘れたか。
わかったよ! 手を引いてやる。ただし咲月、貴様を存分に襲ってからでな!!」
私は下着に隠しておいたスタンガンで菊田の首にすばやく当てた。
倒れる菊田。
ヤツの金たまに思いきり蹴りを入れる。
その様子を里咲に動画にして送った。
ついでにある提案もした。
「これに懲りたら女の子に酒を飲ませて服を脱がして変態な行動に出ようとしないことね」
私は里咲からの返信を見た。
「ありがとうございます。これで私も安心してアイドル活動できます」
トゥルーロマンスは新プロデューサー(私)を迎えて、再スタートを切ることになったのだった。
カクテルを7杯私に飲ませつつ、涼しい顔をして菊田Pは言った。
「そうですね。じゃあ菊田さんと寝たら2倍にしてくれるんですか?」
トイレに席を外したスキに変な薬を酒に入れられても困るので私は自ら誘ってみた。
「話が早いねぇ。うちのアイドルもキミくらい物わかりがいいと非常に助かるんだが。そうか。よし、良いホテル行こう」
いざ人生で初めて向かうラブホテルに着いた。
果たしてどう罠にはめよう。
そしてもう私は下着姿になって菊田Pの毒牙にかかろうとしていた。
「早く裸が見たいな」
「イヤ! 助けて! 誰か、お願い!!
この人にムリヤリHされる!」
スマホのボイスレコーダーアプリを起動させている私。
「ん!? そういうプレイが好きなのか?」
「いいえ。里咲ちゃんからあなたの日頃の行いは聞かされています。
今の音声は全部私のスマホに保存してあります。
これを警察に突き出されたくなければ、里咲ちゃんへのわいせつ行為をやめ、さらにトゥルーロマンスからも手を引いてもらいましょうか」
「ぐぬぬぬぬ。この女狐め! そうか、里咲の野郎が……。あの女をムリヤリ襲い尽くして逆らえないようにしておくべきだった」
「私、本職は花屋の店員なんです。里咲ちゃんからXで悩み相談受けてここまでしたってワケ」
「里咲も3年面倒見てきた礼を忘れたか。
わかったよ! 手を引いてやる。ただし咲月、貴様を存分に襲ってからでな!!」
私は下着に隠しておいたスタンガンで菊田の首にすばやく当てた。
倒れる菊田。
ヤツの金たまに思いきり蹴りを入れる。
その様子を里咲に動画にして送った。
ついでにある提案もした。
「これに懲りたら女の子に酒を飲ませて服を脱がして変態な行動に出ようとしないことね」
私は里咲からの返信を見た。
「ありがとうございます。これで私も安心してアイドル活動できます」
トゥルーロマンスは新プロデューサー(私)を迎えて、再スタートを切ることになったのだった。