第三会場

文字数 5,701文字

こんばんは、とりあえず昨日の未消化リスト一応上げますね。

実は外から繋いでます。

○敵キャラライバルキャラ味方キャラ家族キャラの考え方を教えて
○キャラクターの組み合わせ群像劇のキャラとは
○年齢かき分けのコツ
○動きや表情でキャラを作る
○リアクションがキャラを読者に印象づける
○キャラクターデザインとはこういうことなのだ


2018/01/20 19:51
2018/01/20 19:54

mokizo

うお、べるね先生ありがとうございます。

5分前になりましたー。

2018/01/20 19:54
今日もよろしくお願いします。


2018/01/20 19:59
おお看板が
2018/01/20 19:59
よろしくお願いします!
2018/01/20 20:00
日高先生の進めやすい方向で
2018/01/20 20:02

○敵キャラ ライバルキャラ 味方キャラ 家族キャラ の考え方を教えて

これは、主人公を中心にしたキャラクター配置のお話ですね。


突然ですが、物語って基本的に結末に向かって旅をしているようなもんだと思うんですよ。

で、結末には何かしらの目的がある。

2018/01/20 20:01
こっそり呟く…カバーイラストの右上、コロンボさんでしょうか…(*^o^*)
2018/01/20 20:04
だったら、最終的にその目的を達成する=

ミッションを遂行するためのメンバーを組めばいいんです。

これが味方、仲間キャラ。

同時に、任務遂行を妨げるハードルを考えたとき、それが敵キャラになります。

2018/01/20 20:04
コロンボさんです(*´∀`*)>たけうち先生
2018/01/20 20:07
2018/01/20 20:08

mokizo

配役方式!

または、ロールプレイングのチーム?

2018/01/20 20:08
ありもののカットを賑やかしに散りばめたので、文字と関係ないのがミソです<画像


モデルとしては、RPGのパーティを組んでみるとわかりやすいと思います。

一緒に旅する仲間に、どんなキャラが必要だろうか、という。

主人公はあなた。

力持ちの剣士欲しい。魔道士もいる。なんか素早い仲間もいると便利。お金持ちがいるといいかな?

最初は必要最小限なところから増やしてゆくのも楽しいですね。

2018/01/20 20:08
またちょっと遅れてしまいました。(^_^;)
2018/01/20 20:14
ですです>べるね先生


で、バランスよくパーティが組み上がったら、今度はそこに”邪魔な味方”をひとり、投げ込みましょう。昨夜も言ってた「調和を崩す」要素です。

具体的には、鬼太郎のねずみ男や北欧神話のロキ。宇宙家族ロビンソンのスミスさん。

彼らはトリックスターです。

物語の展開を大いに豊かにし、旅に彩りを添えてくれることでしょう!

2018/01/20 20:12
ストーリーにも性格があるという感じですね。
2018/01/20 20:16
おお、高山先生いらっしゃいませ。今夜もよろしくお願いします!


これ、野球好きな人は打線を組んでみるのも面白いと思います。

打線っていうのは攻守のバランスを考え、効率的に点を取るためのオペレーションなんですよね。

で、古典的なセオリーとしては、こういう考え方があります。


1番:出塁率が高い 出たら盗塁で進塁→足が早い

2番:走者を確実に進める→犠打が巧い

3番:2塁の走者を返す→打率が高い

4番〜5番:塁上に残った走者を一掃する→長打者

6番〜8番:下位打線とよばれ守備型の選手を配置することが多いが、攻撃型の編成ではそうとも限らない。

「恐怖の7番打者」とかいう打力のある選手が出ることも。

9番:DH制でなければ投手が多い。

2018/01/20 20:15
ヒントが盛りだくさんだ。打線。

私はバンド組んでみたりします、

2018/01/20 20:19
そして攻守のバランスよく打順が組み上がったら、またどこかに「何をするかわからない選手」をぶっ込んじゃいます。

セオリーというのは敵も承知してるんで、当然のように対応してくるわけですが、そこに不確定要素としてのトリックスターがいると、展開が読めなくなる。向こうにも読まれませんが、味方にも見当がつかなくなる。トリックスターひょっとして敵に買収されてるかもしれません。俄然、面白くなるんです。

2018/01/20 20:20
あー、バンドいいですねえ。目立つボーカル、リードギター、地味だけど大事なリズム隊。スパイスとして加わるサックスやバイオリン。コーラス隊やストリングスを配しても楽しい。
2018/01/20 20:26
2018/01/20 20:29

mizuho-takayama

返す刀で群像劇についても触れましょうか。

さっきは主人公を中心にパーティを組みましたが、群像劇というのはつまり全員が主人公です。五人なら五人全員の身上調書を用意しましょう。

このとき注意したのは、「属性」が被らないようにすること。


ここで参考にしたいのは、それこそエレメントの属性や戦隊ものですね。

火・水・風・土、赤・青・黄・桃・緑。

最近の戦隊は追加戦士いますし今やってるキュウレンジャー最終的に十二人いますけど、まあとりあえずは五人くらいから。

2018/01/20 20:28
って、まんまガッチャマンですね(^_^;)
2018/01/20 20:32
絶妙のタイミングで高山先生が王道キャラのパーティを!

ええ、まさしくこういうことなんですね。

とりあえずの主役として赤の属性を熱血と設定したら、青はクール、黄色は力持ち。緑は知恵者で桃は紅一点、みたいに割り振ってゆきます。お互いの足りないところを補い合うかたちの配役。

チームが出来上がったら、それぞれのキャラが主役のエピソードを考えて行きましょう。

残りのメンバーをいい具合に絡ませてあげれば、ハイ群像劇の出来上がり。

2018/01/20 20:33
野球ネタは確かに分かりやすいですね。ドカベンの明訓高校スタメンは正にその通りのパターンです。
2018/01/20 20:33
ガッチャマン、まんま鳥人戦隊ジェットマンになってますし(^_^)

ガッチャマンやゴレンジャー、009ってチーム群像劇の基本をしっかり押さえてますよね。

2018/01/20 20:37
自分と作り方が違うのはとても面白いです。
戦隊もの…でも実は
将棋のコマとかチェスとかもヒントになる思ったより伝統的な
シンプルなのは西遊記
七人の侍…とかまんま群像セットですし
三国志も実はしっかりキャラ立てながら群れてますよね。
2018/01/20 20:36
群像劇の楽しくも恐ろしいところは、テコ入れと称してメンバーを消したり増やしたりできるところかと。古くは太陽にほえろなんかもね。若手が入ってきて主人公なのかなと思ってると適当なところで消されますから……。でも残りのメンバーがいれば話は続くっていう。ERなんかもそうですね。
2018/01/20 20:40
身上書と一緒に人間関係のチャートとか作っておいても良いかも知れませんね。

やはり赤と青のライバル関係がドラマを回します。もちろん王道にこだわるとマンネリに陥る危険もあるので変化球は必要だとは思いますが。

2018/01/20 20:39
西遊記と桃太郎って物語の構成上ほぼ同じですよね。あらゆる物語の素型のひとつ。

話は少しそれますが、西遊記と三国志と水滸伝の共通点っていうのがあって、主役のキャラが弱いんです。

玄奘三蔵と劉備玄徳と黒龍江宋江。

ほぼ人徳だけの存在。で、周りがそれを頑張って盛り立てて活躍するっていう。

2018/01/20 20:43
さて、べるね先生が昨夜「年齢の描き分けはぜひ」とおっしゃってましたが。
2018/01/20 20:46
リアリティのある親子兄弟祖父母
家族もある意味チームですが。
2018/01/20 20:48
年齢描き分けられないと家族描けないですよね。
2018/01/20 20:51
ああ、確かに劉備と玄奘…

まあ、実際の劉備は違ったという説はありますが、物語の中ではそうですね。

そのパターンでいくと、ルパン三世ファミリーなんかもそうなですよね。ルパンって次元や五右衛門みたいな突出した才能はないけど、頭脳とセンスで仲間をリードしていますよね。

2018/01/20 20:46
家族といえばさくらももこさんの「ちびしかくちゃん」がすごいですね。

セルフパロディというよりは、ご自分の作り上げた宇宙をぶっ壊しにかかってる。

創造者の醍醐味だなあ、あれも。

2018/01/20 20:51
一番は、まず「絵」的な描き分けを…おしえていただきたく。
欲望のままに言うと…
2018/01/20 20:54
2018/01/20 20:53

mizuho-takayama

あ、先走りました(^_^;)
2018/01/20 20:55
高山先生素早い。
2018/01/20 20:55
そういや五右衛門って敵から仲間になったパターンですし、不二子は見事なトリックスターですね。次元は決して裏切らないし、銭形は歯応えのあるライバル。スタンダードたりうる要素を備えているわけですねえ。
2018/01/20 20:54
参考資料と致しましてちびしかくちゃん。
公式ホームページ
2018/01/20 20:56
余談ですが、少女マンガなどで大人になり切れてないとか、老人になり切れてない男性キャラを良く見ますよね。女性に関してはそんなことないのに何故なんでしょう?
2018/01/20 20:56
素早い!!

っていうか振っておいて余談に終始してる俺。


えー、オーソドックスな加齢の記号としてシワと白髪があるわけですが、子役の顔にシワ描いて白髪被せてもお爺さんにはなりません。その理由のひとつが、まさに高山先生の絵の通りですね。

体格が違います。成長に伴って、人のかたちは変化してゆくわけで。

2018/01/20 20:57
シワっていうのも、別に皮膚に線が引いてあるわけじゃない。経年変化で刻まれた谷間がシワなわけです。変化は、まぶたや頰、首などにもたるみやシワになって現れます。


これね、試しに同一人物が幼児から少年〜青年、中年〜老人と変化していくところを描いてみると、わかると思うんですよ。

2018/01/20 20:49
想像で描いてるからではないかと<老人になりきれてない男性

まさしく、顔にシワを描けば年寄りの記号になる、っていう認識だと思うんです。

まあ、約束事としてはそうなんですけど、実際にはそういう年の取り方はしない。

2018/01/20 21:02
2018/01/20 21:04

radio_be

2018/01/20 21:04

mokizo

でか!すみません。大きすぎました。 これで70前くらいのおじいさんのつもり。
2018/01/20 21:04
特に加齢による目元の変化が顕著ですね。つり目だった人も50歳を越えるとだんだん目尻が垂れ下がって来ます。良く老人になると柔和な雰囲気になるってのはそう言う物理的な現象のせいもあったりしますね(^_^;)
2018/01/20 21:03
いい感じのおじいさんを>べるね先生

そういえば斎藤なずな先生の「ぼっち死の館」さすがでした。

リアルな老いの存在感に圧倒されましたよ……。

2018/01/20 21:05
世界一面白い年齢チャート>日高先生。
いきなりこうはならないんですか。
2018/01/20 21:09
仕事でタレントの似顔絵描いたりしてると、本当にそうなんですよ<加齢でタレ目に

自分の記憶にある顔と変わってしまっている。


もちろん、自分の絵柄というものはあるわけですが、読者(のマジョリティ)に「こんな年寄りがおるか!」と思われてしまったら、これはまずいので。絵柄の範囲内で、おかしく見えない加齢の描き方はあれこれ模索して欲しいと思います。

2018/01/20 21:08
描けるようになると、これほど楽しいものはありませんですよ。
老人キャラ。今トレンドでもありますよね。
「傘寿まり子」さんとか…
2018/01/20 21:10
いきなりこうなる人は、高須先生のお世話になっているかもしれません>べるね先生

でも、マンガ表現ってこれでいいっちゃいい部分もあるんですけどね。

小田扉さんの団地ともおのお母さんが、若い頃すごいスリムな美人なんですけど四十くらいで激太りして現在の姿になる(写真で紹介)、っていうエピソードがあって、そういうことは、ありうるとは思うんです。

2018/01/20 21:12
例えば、現在老境にある有名人を画像検索してみると良く分かります。現在からデビュー当時の若い頃の写真も一覧で見れます。
2018/01/20 21:12
おざわゆき先生の!(^^)<傘寿まり子


あと、高畑+近藤のアニメ「赤毛のアン」でちゃんとアンが成長したのは画期的でしたねえ。ある意味、可愛くなくなっちゃうんですけど。バンク使えなくなるのによくやるなあと思いました。

2018/01/20 21:15
2018/01/20 21:17

mizuho-takayama

※これは参考までに。
2018/01/20 21:19
あっそうそう、あと年齢の描きわけで留意して欲しいのは素体以外の部分もありますね。

髪型や装い。おっさんとしては、中年女性のふしぎなパーマ頭とかどうなってるのかよくわからないんですけど、あれとかあの年代独特のものだったりしますよね。割烹着とか。


2018/01/20 21:17
あ、赤毛のアンの成長したアンは本当に、高畑監督のこだわりを感じますね。ついつい「美しく成長しました」という呪縛に縛られてしまうところをぐっとこらえて、リアリズムに徹してます。こんな子が美女になるはずがない、って(^_^;)
2018/01/20 21:19
ショーン・コネリーは中年以降しか知らないのですが、若い頃もちゃんと面影がありますねえ。たまに、えっ何があった本当に高須先生が執刀したのかと思うくらい別人になってるケースもあります。

そう思うといきなりサナギから蝶になるアヒルの子もいるのかもしれませんね(あやふやなまとめ)

2018/01/20 21:21
そろそろリアクション芸人の話に行きましょうか。芸人じゃないか。
2018/01/20 21:24
線路を元に戻しますと
年齢のかき分けは、まず体型。骨格を初めとした加齢をきちんと観察して考える事。

★老人の描き方
シワもただ描いてあるわけではなくて、加齢による顔の筋肉のたるみや、脂肪がなくなることによる萎みも考えて…
2018/01/20 21:25
2018/01/20 21:29

mizuho-takayama

あ、仕草もとても年齢相応を表現出来るところですね。捕捉。
2018/01/20 21:29
若い頃と全然変わったという例の参考までに…(^_^;)
2018/01/20 21:30
気を取り直して(三國連太郎の変遷に動揺している)

○動きや表情でキャラを作る
○リアクションがキャラを読者に印象づける
に歩を進めませふ。
2018/01/20 21:32
ありがとうございます>べるね先生

○動きや表情でキャラを作る

○リアクションがキャラを読者に印象づける

これって、要はキャラの「属性」が言動に表現されている状態ですよね。すごく印象的ですし、特徴付けやすい。すぐ覚えてもらえる。イヤミのシェーとか、吉本新喜劇のお約束のギャグの数々が代表例でしょうか。

もちょっとシンプルな点では、語尾や笑い方ですとかね。

練馬区の公式キャラクターのねり丸って「〜ねり」って語尾で喋るねりよ。

どうかと思うねりよ。

2018/01/20 21:28
三國連太郎は「切腹」の時が本当に誰だかわからなくて。

岩下志麻は変わってないのに(汗

2018/01/20 21:35
ときどきこちらではリロード遅くなってますが皆様いかがでしょうか。
2018/01/20 21:40
ねりまるかわいいです。
2018/01/20 21:38
やや重いです。>たけうち先生 土曜だからでしょうか?
2018/01/20 21:42
リアクションというと、グルメ漫画のひとつのパターンとして、料理の美味しさに対する特徴的あるいは過剰なリアクション、っていうのがありますね。

始まりはミスター味っ子あたりですかね。焼きたて! じゃパンも凄かった。最近ではワカコ酒の「ふしゅー」が特徴的でしょうか。

いかにもマンガ的っていうか、ひとつのマンガ表現の極北であると思います。

そう思うと山岡士郎や井之頭五郎は実におとなしく食べてますね。

2018/01/20 21:37
第四会場を用意してありますので、きりのよいあたりでご移動をお願いします。
2018/01/20 21:41
ときどき重くなりますね<リロード

なにか補足があれば。

あるいは、そろそろ総論に行って10時くらいから第四会場で実用マンガみたいな感じでしょうか?

2018/01/20 21:37
了解しました。
2018/01/20 21:43
あ、ではちょうどここらで移動しましょうか。

たけうち先生のアイコンに言われると和みます(^_^)

2018/01/20 21:45
キャラクターの「性格」「人間」を描くのって
ものごとや他のキャラの「セリフや行動」への反応で
際立たせることが出来ると思うんです。
2018/01/20 21:44
はいでは、第四会場で
2018/01/20 21:47

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登場人物紹介

日高トモキチ


1965年宮崎県生まれ。漫画家・イラストレーター、よろず物書き。

早稲田大学在学中に漫画研究会に所属し、創作活動を行う。

卒業後は出版社勤務を経て独立、漫画作品の製作をはじめ、小説や雑誌企画の挿画、取材記事執筆等を幅広く手がける。

代表作『トーキョー博物誌』『原色ひまつぶし図鑑』『水族館で働くことになりました』(漫画作品)『里山奇談』(共著・小説集)ほか。

2012年より京都精華大学マンガ学部にて講師職を拝命。

表現技法担当教官の一人としてプロット構成から作画に到るまでの工程を指導、各人の個性や習熟度に応じた柔軟な育成を目指す。

また、表現としての実用・エッセイコミック/マンガ表現の多様性についてのレクチャーを行っている。


高山瑞穂


漫画家。

自分の同人誌で連載していた作品が出版社の目に留まりその作品の単行本化にて事実上のプロデビューを飾る(当然売れるわけもなく)。

その後昔取った杵柄(アニメーター)のお陰で「機動戦士ガンダム外伝」「機動戦士ガンダムSEED」など、ガンダム漫画を多数執筆することになってしまう。

現在は京都精華大マンガ学部で特任講師を勤めています。


belne


★ マンガ家 。 
NEMUKI+はないろ語り拾遺帖連載中!
 Kindleストアにて旧作販売中。 
精華大学ストーリーマンガコース非常勤でマンガの先生もやってます。 
アートファクトリィ公式  https://twitter.com/info_artfactory 

著者ブログ  kanzi888.blog24.fc2.com


たけうちりうと


もの書き。第一回ホワイトハート大賞受賞『INTENSITY』でデビュー。

商業誌作品:小学館『こゆるぎ探偵シリーズ』・講談社『ウスカバルドの末裔』他

介護体験記『介護は戦だ! GB包囲網作戦』

note・PIXIVにてエッセー・小説・イラスト・音楽・写真を掲載してます。

書いたり描いたり、撮ったり創ったり。遊び好き。


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