第3話 二部前置きかな?(1)
文字数 453文字
〈ポックリ、ポックリ〉
〈タッタカ、タッタカ〉
〈ポックリ、ポックリ〉
〈タッタカ、タッタカ〉
二頭のお馬さんと俺は仲良く一緒に並んで走っているよ。
先程助けたエルフのお嬢様とこんな感じで会話をしながらね。
「それにしても君は凄いなぁ~! 家臣がいるなんて! 何処かの軍隊の隊長さんか貴族様なのかな?」
俺がリリアナに走りながら訪ねると。
「……ん? まあ、そんな所かな?」
彼女は最初顎に指を当て──考えながら俺に言葉を返してくれたよ。その時に出た屈託のない笑顔が本当に可愛くてね、俺はついついと見惚れてしまったよ!!
ほんとうに可愛いなエルフの娘……リリアナ嬢は……(笑)
まあ、そんな邪な思いを胸に秘めながら俺は……。
というか!?
奥様二人もいるのだから。そんな浮気心は捨てて……。
とにかく俺達は。そんなごく当たり前な会話をしながら街迄の道のりを進んでいるのだけれど。やっぱり俺は、馬に跨がっているエルフの美少女リリアナの事が気になって仕方がない。
〈タッタカ、タッタカ〉
〈ポックリ、ポックリ〉
〈タッタカ、タッタカ〉
二頭のお馬さんと俺は仲良く一緒に並んで走っているよ。
先程助けたエルフのお嬢様とこんな感じで会話をしながらね。
「それにしても君は凄いなぁ~! 家臣がいるなんて! 何処かの軍隊の隊長さんか貴族様なのかな?」
俺がリリアナに走りながら訪ねると。
「……ん? まあ、そんな所かな?」
彼女は最初顎に指を当て──考えながら俺に言葉を返してくれたよ。その時に出た屈託のない笑顔が本当に可愛くてね、俺はついついと見惚れてしまったよ!!
ほんとうに可愛いなエルフの娘……リリアナ嬢は……(笑)
まあ、そんな邪な思いを胸に秘めながら俺は……。
というか!?
奥様二人もいるのだから。そんな浮気心は捨てて……。
とにかく俺達は。そんなごく当たり前な会話をしながら街迄の道のりを進んでいるのだけれど。やっぱり俺は、馬に跨がっているエルフの美少女リリアナの事が気になって仕方がない。