トークノベルについて

文字数 1,214文字

雨月レイ先生に一つお聞きしたいのは、トークノベルといわれて、戸惑いはありませんでしたか?

よければ、広瀬コウ先生にもお聞きしたいです。

岡崎さんから『よだかの星』の企画を聞いて、雨月さんのイラストを見たときは

「こんなにピッタリの人、他にいない!」と思いました。

同時に「よだかの星をトークノベルで……アイコンってどうなるんだろう」とも。

>新たな時代

パブリックドメイン作品といえば、これまで多くの作品が絵本になることがありました。

その際、どうしても文章が削られたり、簡略化されたりすることがありました。

トークノベルでは、基本的に全文をそのまま載せています。

私も驚いたのは、トークノベルにすることで、原文の格調高さを失わずに、それでいて読みやすくなるという効果がありました。

これは画期的だと思いました。

私は元々ノベルゲームが好きだったので、アイコン付きで文章が読めるというトークノベルに戸惑いよりも興奮していましたね!

ノベルゲームでも書籍でもない、丁度間のような新しい媒体で作品を作れるのがすごく楽しみでした。

後ノベルゲームよりは作業量は膨大ではないだろうと予測できたので、もう少し気軽に「楽しそうだしやってみよう!」と思いました。


>新たな時代が来たのだなと感じました

ですね!

驚いたのと「こういうのを求めていたっ!」という感動がありましたね

>ノベルゲーム
たしかにトークノベルは、マンガや小説よりノベルゲームに近い印象がありますよね。
そしてイラストレーターさんの役割が非常に大きいです。

キャラクターが会話をしているページでは、読者は常にイラストを見ていることになりますし。

>作業量

トークノベルでは、表情差分が必要ですし、表紙、挿絵も必要なので、作業量が軽いとはいえないと思いますが、ノベルげーは大変らしいですね!


>読みやすい

その読みやすさが、イラストの効果です。

トークノベル版の「よだかの星」を作って行く中で感じたのは、イラストの力です。

かつて読んだ名著が、新しく蘇ったように感じました。

文章をメインとする媒体全般に言えることかもしれませんが、このシリーズでも、イラストレーターの力が不可欠なんだと強く感じています。

さて、ここからは、そんなイラストレーターのお仕事について、教えて頂きたいと思っています。
会場A02
『よだかの星』の登場キャラクターは「鳥」なので、どのようなアイコンが出来上がるのだろうと、ひそかに心配していたりもしました。

ところが見せてもらったアイコンイラストは、リアリティを維持しながらもキャラクター性が巧みに盛り込まれており、どの鳥たちにも作品内における「らしさ」が表現されていました。
>イラストの力

トークノベルにおいての「イラストの力」は私が予想したよりも大きかったですね。

よだかの星も「こんなにピッタリの人、他にいない!」と思わせる、雨月さんのイラストの力があったからこそ出来上がったトークノベル作品だと思います。

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登場人物紹介

名前:雨月レイ(Rei Amatuki)


現実とファンタジーを合わせた世界を描く。


トレーディングカードゲーム、電子書籍イラスト

同人ゲーム背景、動画用イラスト、CDジャケットなど

フリーのイラストレーターとして活動中。


pixiv:https://www.pixiv.net/member.php?id=3005848

HP:http://mimizuku0v0.wixsite.com/amatuki

Twitter:@amatukirei

名前:広瀬コウ (Kou Hirose)

絵を描く雨蛙。

ラノベ、TL、BL、一般電子書籍イラスト多数担当。
共幻社作品、表紙も数多く手掛ける。
その他アプリゲームイラスト、マスコットキャラクターデザイン、演劇作品、同人乙女ゲーム・ギャルゲーイラスト、CDジャケット、アパレルDM用人体イラストなど
様々な媒体、ジャンルで活動中のイラストレーター。

pixiv:https://www.pixiv.net/member.php?id=2928784
HP:http://mtfrog.web.fc2.com/index.html
Twitter:@hirosekoudesu

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