第4話

文字数 320文字

「しかし、やはりベリアルになんでも任せすぎなのでは?確かにあいつはなんでもこなせる有能なやつですが、、、」

「アハハハハ!今日もちょろかったなぁー。ベラくん。ほんとあの子といると楽だし楽しいし、ストレス溜まった体に効くー!」

「あの、、」

「やだなぁ、ベレト。ちゃんと聞いてるよぉ。大丈夫大丈夫。だってあの子はイエスを訴えて裁判も起こした子だよ?まぁ結局有罪にはできなかったみたいだけど。」

「しかし、あまりあいつをからかいすぎないでくださいね。あいつは好きなものに対して暴走気味になる傾向があるので。」

「ボクを見誤らないでよ。ボクが誰か忘れたの?もし暴走したとしても小指の爪で朝飯前だね。」

「はぁ、さすが、堕天使の長、ルシファー様だ。
やれやれ。」
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

主人公の前世の姿。見た目は完全に外国人の赤ん坊なのだが、何かの手違いにより死後に日本の地獄の賽の河原にいるところを鬼に発見された。

日本ではない地獄に住んでいる美しい美貌の悪魔。前世の主人公を日本の地獄から自分の住む地獄に戻す仕事を引き受け、前世の主人公と出会うことになる。時々パニックを起こし、ヒス構文になる。通称ベラくん

ベラくんに前世の主人公を迎えに行かせた悪魔。ベラくんをおだてているようでバカにしてもいる。悪意はないらしい。

名前はベレト。

この小説の中で一番の正直人(常識悪魔?)である。不憫な目にあいやすいベリアルを心配している。

トランペットが好きらしい。

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み