第5話
文字数 822文字
そんなこんなで、ベラくんは、初めての子育てに挑戦することとなり、あっという間に10年の月日がたった。
最初は、『なんで俺が、、、。ってか、ここ地獄なんだし、別に育てる必要なくね!?』とかと、悪態つきまくっていたベラくんだったが、やはり、10年たてば、色々態度も変わっていくようで、、、
「おい、なんだその壁に書いた絵は?」
「ダディーだよ。もちろん。わかるでしょ。」
スンとした声で悪びれもせず、慢心に満ちた青い目でこちらを見つめる子供に向かって、ダディーと呼ばれた男がゆっくりと距離を縮めていく、、
そうしてその小生意気な子供の頬をに手を添え、彼は叫んだ。
「そうか〜❤️ダディーを描いてくれたんだなー!
なんて上手なんだぁ!アメイジング!天才だな!
さすがオレのベイビー❤️!」
と、いうように、完全に親バカになっていた。
「ベイビーには絵の才能がある!将来は絵描きかなぁ。オレがおじいちゃんになっても、ずっと家にいて、オレの絵を書いてくれよ!」
と、老いないはずの自分の老後を想像している。
「OK、ダディー。でも今日はあーしのお願いも聞いてね。」
「もちろんだよ!今日はベイビーがうちにきてからちょうど10年だからな!どんなものが欲しい?なんでもくれてやるぞ。悪魔のツノもいやーな悪魔がやってきた時のための聖水も、あと、お前が好きな生魚とかまぼこのマフィンも!」
「ありがと。、、あーし、学校に行きたいんだ。」
「そうかそうか!良いぞもちろん。」
「まあ、そうだよね。でも、、、、ん?
____え、良いの?」
「オレをなんだと思っている?ベイビーをあの世へ送り出して学校に行けるように手配するなんて簡単なことさ。一週間あれば行かせてやれるぞ。」
「そっか、ダディーってすごい悪魔だった。ありがとダディー。」
「そうと決まれば早速どこの学校に行くか決めよう。どこに行きたいか選べ。」
「行きたいところは決まってるんだ。」
_____「日本の高等学校、音沙汰学園。」
最初は、『なんで俺が、、、。ってか、ここ地獄なんだし、別に育てる必要なくね!?』とかと、悪態つきまくっていたベラくんだったが、やはり、10年たてば、色々態度も変わっていくようで、、、
「おい、なんだその壁に書いた絵は?」
「ダディーだよ。もちろん。わかるでしょ。」
スンとした声で悪びれもせず、慢心に満ちた青い目でこちらを見つめる子供に向かって、ダディーと呼ばれた男がゆっくりと距離を縮めていく、、
そうしてその小生意気な子供の頬をに手を添え、彼は叫んだ。
「そうか〜❤️ダディーを描いてくれたんだなー!
なんて上手なんだぁ!アメイジング!天才だな!
さすがオレのベイビー❤️!」
と、いうように、完全に親バカになっていた。
「ベイビーには絵の才能がある!将来は絵描きかなぁ。オレがおじいちゃんになっても、ずっと家にいて、オレの絵を書いてくれよ!」
と、老いないはずの自分の老後を想像している。
「OK、ダディー。でも今日はあーしのお願いも聞いてね。」
「もちろんだよ!今日はベイビーがうちにきてからちょうど10年だからな!どんなものが欲しい?なんでもくれてやるぞ。悪魔のツノもいやーな悪魔がやってきた時のための聖水も、あと、お前が好きな生魚とかまぼこのマフィンも!」
「ありがと。、、あーし、学校に行きたいんだ。」
「そうかそうか!良いぞもちろん。」
「まあ、そうだよね。でも、、、、ん?
____え、良いの?」
「オレをなんだと思っている?ベイビーをあの世へ送り出して学校に行けるように手配するなんて簡単なことさ。一週間あれば行かせてやれるぞ。」
「そっか、ダディーってすごい悪魔だった。ありがとダディー。」
「そうと決まれば早速どこの学校に行くか決めよう。どこに行きたいか選べ。」
「行きたいところは決まってるんだ。」
_____「日本の高等学校、音沙汰学園。」