第3話
文字数 573文字
ともあれ、何事もなく、ベラくんは無事に日本の地獄につき、問題の赤子を連れ帰った。前置きが長すぎる割にさっぱりと事が進んだが、そこは無視していただいて、、。
一度あることは三度ある、というのは、地獄でも例外ではないようで...
「っ、は、はぁぁぁぁぁぁああああ?!オレにその子供を育てろってぇぇ?!
なんでそーなんだよ!良い加減にし、はぁぁぁ。
あーそーだよなそーだよな。面倒事はなんでもオレに押し付ければいいって思ってるんだろ。時々なんか耳障りの良いこと言っていつもオレに一人でさせてるもんなぁ!」
「え、ええと、ベリアル。気持ちはわかるが落ち着いて。」
「ベレト!これで落ち着けると思うのか?...こいつ、オレ以外でも良いはずなのに、いっつもオレだけに面倒ごとをさせてるんだ!」
「ちがうよぉ! ...いや、ちがわないかも。
僕、頼れる人が君しかいなくて、それで、僕、君ばかりに、グスッごめんねごめんねごめんね、ぅぅぅ。う、うわぁぁぁぁぁぁぁん」
「え、わ、分かったよ。オレがやるから、なくなよぉ!」
「ごめんねー。ベラくんホントいっつもありがとねー♪じゃーねー」
ってわけでベラくんが育てることになりましたとさ。
後にベラくんは『さすがにあんときのオレはちょろすぎたと思うよ。でも、あいつが泣いてるのを見てちょろくならない奴なんていないだろ♪』、と語っている...
一度あることは三度ある、というのは、地獄でも例外ではないようで...
「っ、は、はぁぁぁぁぁぁああああ?!オレにその子供を育てろってぇぇ?!
なんでそーなんだよ!良い加減にし、はぁぁぁ。
あーそーだよなそーだよな。面倒事はなんでもオレに押し付ければいいって思ってるんだろ。時々なんか耳障りの良いこと言っていつもオレに一人でさせてるもんなぁ!」
「え、ええと、ベリアル。気持ちはわかるが落ち着いて。」
「ベレト!これで落ち着けると思うのか?...こいつ、オレ以外でも良いはずなのに、いっつもオレだけに面倒ごとをさせてるんだ!」
「ちがうよぉ! ...いや、ちがわないかも。
僕、頼れる人が君しかいなくて、それで、僕、君ばかりに、グスッごめんねごめんねごめんね、ぅぅぅ。う、うわぁぁぁぁぁぁぁん」
「え、わ、分かったよ。オレがやるから、なくなよぉ!」
「ごめんねー。ベラくんホントいっつもありがとねー♪じゃーねー」
ってわけでベラくんが育てることになりましたとさ。
後にベラくんは『さすがにあんときのオレはちょろすぎたと思うよ。でも、あいつが泣いてるのを見てちょろくならない奴なんていないだろ♪』、と語っている...