3.背中を見て学ぶ

文字数 699文字

 子供は親の背中を見て育つ。
 これって、大人も同じだと思うんだよね。
 人は人の背中を見て学ぶ。
 大人の場合は、職場での上司や先輩。子供でも学校の先生や子供を指導する立場にある人。そういった人の背中を見て何かを感じて学ぶ。それが人の成長の在り方になっているのではと私は思っている。
 言葉で注意や指導されても、「何言ってるの?」って誰も聞かない。言葉はこの場合は無力なんだよね。
 言葉は言霊って言うけど、それは自分に対してのときだけだと思う。例えば、自己暗示みたいな。私は自己暗示の力も信じているんだけど、言葉が響くのはそういうときだけであって、人を動かすのに言葉は無力だど私は考えてる。
 いやいや、ある人の言葉で人生変わりましたよ!っていう人もいるかもしれない。でも名言だって、名言を言った人が偉大で信用があるからそれを信じるわけじゃん?この場合だって、名言を言った人の行動や努力だったりを評価してる、結局は背中を見てるんだよね。
 教育ってのは、まず自分が行動して背中を見せること。これに尽きると思う。
 例えば、子供に勉強してほしいと思ったら、子供に分かるように、親である自分も勉強をする。本を読むのでもいいよね。そうすれば、その子供は自然と本が好きになって勉強も進んでやる子に育つと思うんだ。
 自分の立場を利用して威張るだけの能無しは論外。たとえ言ってることは正しくてもそんな人の言うことなんて聞きたくないもんね。
 でも、実際そういう人って多いんじゃないかな。
 人を動かしたかったら、まずは自分が動いて背中を見せないとね。
 私の背中もあなたの背中も誰かに見られています。
 背中、意識したいですね。
 
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