4.小売業の在り方って?

文字数 866文字

 スーパーマーケット。お得なセールで安く食品が買えたら嬉しいですよね。
 でもね、安いだけを売りにしてる店は生き残れないと思うんです。
 私も、スーパーマーケットで働いているんだけど、店員さんだよね。店員が無愛想な店に行きたいですか?って話。
 私は安くて便利な店でも店員が無愛想な店には二度と行かない。
 じゃあ、どんな店には行きたいと思う?
 やっぱり、その店の活気だと思うよね。
 お店の雰囲気が明るいとか、店員さんが生き生きと働いているとか。
 店員さんが生き生きと働くには、職場も生き生きとしてることが大事だと思うんです。
 スーパーマーケットも店員にとっては職場。店員さんが生き生きと働いて活気ある店には、もう一度行きたいな!って思いますもんね。
 たとえ、ちょっと高くても気持ちよく買い物したいって思いません?
 私は、レジ打ちの店員の対応とか気にしちゃうタイプだから、ちょっと高くても自分が気持ちが良い店で買います。まあ、価格も大事だけどね。
 で、スーパーマーケットはお店だけど店員にとっては職場になりますよね。
 職場の人間関係。これが、一番大事になってくるのではないかと私は考えています。
 上司部下の意思疎通がしっかりしていて、気軽に相談できて、目標が明確で、同じ目標に向かって皆が頑張る職場。そういうお店が生き残ると思う。
 綺麗事だよ、って言う人もいるかもだけど、実際にやる前からそんなこと言わないでほしいし、これが出来る会社は伸びるんじゃないかなぁ。
 人間は千差万別だから、溝ができる場合もあるだろうけど、そういう溝を埋めるのも上司の仕事で、これが出来ている職場は強いと思う。
 小売業を例にしたけど、どんな職場にも共通してることは、職場の雰囲気が大事だってこと。
 人間関係や上司部下の関係が良好で気軽に相談でき、従業員が生き生きと働く会社。そんな会社が増えると、職場が活気づいて、お店も活気づいて、街が活気づいて、どんどん大きくなっていって、最終的には経済が活気づく。
 まずは、上に立つ者がこのカラクリに早く気づいてほしいものだ。
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